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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 新宿伊勢丹、TVでの下品な演出に常連客が激怒

新宿伊勢丹に問われる“品格” VIP優遇をテレビで見せつけ、下品な演出に常連客が激怒!? 

赤字額は347億円! 焦る三越伊勢丹

「華やかに見えるデパート業界ですが、内状は惨憺たる有様。2000年代半ばには約8兆円だった売り上げが十数年かけて2兆円近く消え、さらにコロナで2兆円吹っ飛んで、2020年度の売り上げは4.2兆円にまで落ち込みました。三越伊勢丹は2017年以降、千葉、多摩センター、松戸、府中、相模原、新潟を相次いで閉館しましたが、27日に発表された昨年4~12月の赤字額は347億円。ゆくゆくは新宿伊勢丹と日本橋三越本店の2点に集約されるとの噂は、常に囁かれています。

 三越と伊勢丹は2011年に合併しましたが、いまだに互いを“M”“I”と呼び、上から下まで仲は悪く、結束には程遠い状態。デパートはブランドイメージが商売の肝ですから、これまでなら、このような形でのバラエティ番組潜入は絶対NGでしたが、『少しでも話題なれば』と目先の売り上げが欲しくて飛びついたはず。伊勢丹の社長とフジテレビの社長は共に慶應出身で『三田会』の仲間ですから、そのコネクションもあったんじゃないですかね」(流通ジャーナリスト)

 一方、テレビ業界側の人間からは、こんな声もある。

「爆買いをした女性は元キャバ嬢で、タレントとしてバラエティ番組出演経験も豊富。今回の番組出演も、恐らく自分からアプローチしたのでしょう。それでYouTubeの登録者数やSNSのフォロワーが増えれば、長いスパンで元が取れますから」(バラエティ番組制作関係者)

 番組は盛り上がったかもしれないが、庶民の客などどうでも良いと思っている業界に明るい未来はあるのだろうか。

日刊サイゾー

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にっかんさいぞー

最終更新:2021/01/29 08:00
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