新宿伊勢丹に問われる“品格” VIP優遇をテレビで見せつけ、下品な演出に常連客が激怒!?
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“損して得取れ”は商売の鉄則。目先のエサに食いついたばかりに、失ったものは大きかったかもしれない。
コロナが直撃し、未経験の売上減に直面している百貨店業界。業界トップの三越伊勢丹がバラエティ番組で“手の内”を明かし、波紋を呼んでいる。業界内で話題になっているのは、22日に放送された『ウワサのお客さま』(フジテレビ)。「高級ブランド1000万円超の爆買いに密着」と題し、ブランド品を買いまくる客に密着したのだ。
「登場したのは、“1000万円爆買いクイーン”と呼ばれる女性で、彼女がどんな買い物をするかに密着。玄関でうやうやしく迎えられると、そのまま“特別室”に案内され、そこには高級ブランド品がずらりと並んでいました。付き添いをする外商部の店員は『目標は1500万円』と宣言し、とにかく褒めまくったり、超人気のマカロン、キャビアとシャンペンを出したりと、大忙し。結局、女性は2000万円近くの品を買い上げました」(テレビ情報誌記者)
定価で商売するデパートで好きなだけ買い物をするのは庶民の夢。その好奇心に応えた企画は番組作りとして正しいが、我慢できなかったのは常日頃から伊勢丹に通い詰めている常連たちだ。
「番組放送後、常連のお客様から『私はあんなサービスは受けていない』『接客は平等にしろ』『品が無い』と、少なからぬクレームが寄せられました。番組では、客に高額商品を買わせることに成功した社員がガッツポーズする場面が映っており、それに対するお叱りの声もありました」(三越伊勢丹HD社員)
上客を大切にするのは当たり前だが、客によってここまで態度に差をつけることを、わざわざオープンにする必要はあるまい。その背景には、三越伊勢丹グループの焦りがあるようだ。
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