ギリシャに移籍の香川真司 “オワコン”と囁かれてもJリーグ復帰拒否の理由
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サッカー元日本代表の香川真司の新天地が、ギリシャ1部のPAOKに決まった。香川は10代の頃にセレッソ大阪で頭角を現し、ドイツの強豪・ドルトムントに移籍後もすぐにレギュラーを獲得。その後、欧州リーグの最前線で戦いつつ代表チームでも実績を残し、日本サッカー界を牽引してきたが、2018年以降は、トルコ~スペイン2部を経て無所属の状態となり、去就が注目されていた。
「ギリシャと聞くと“都落ち”と感じてしまう方も多いでしょうが、ギリシャは2004年に欧州選手権を制して大旋風を巻き起こしましたし、ブラジルW杯ではグループリーグを突破。リーグ上位はCLへの出場権も得られ、パナシナイコス、オリンピアコス、AEKアテネといった強豪チームは、毎年のようにヨーロッパの強豪チームとしのぎを削っています。ギリシャサッカーは堅守速攻が持ち味で、ファンも“超”がつくほど熱狂的。ただし、DAZN、スカパー、WOWOWもギリシャリーグまではカバーしていないので、日本では試合は見られません」(欧州サッカーに詳しいフリーの記者)
古巣のセレッソ大阪が熱心に声を掛けていたという報道もあったが、選んだのは未知の場所となるギリシャ。挑戦を止めない姿勢には頭が下がるが、進むのはイバラの道だ。
「香川は抜群のテクニックとスピード、豊富な運動量で世界と戦ってきましたが、年齢が上がるにつれて、微妙に俊敏性が衰えると、フィジカル面での弱さが際立つようになってきました。攻撃面では抜群の能力を誇る香川ですが、175センチの身長では空中戦で勝負にならず、体格で遥かに上回る選手にガツガツと身体をぶつけられ、ケガも重なりました。
語学が堪能でないのも気になります。絶対的なエースならともかく、レギュラーを争うレベルの選手なら戦術理解は絶対。ギリシャサッカーは、代表チームもリーグも組織で戦うスタイルなので、その点がネックにならないと良いのですが」(フリーのサッカーライター)
あえて厳しい道を選ぶのが“アスリート”というものなのか。もっとも、こんな声もある。
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