『バイキング』坂上忍、パルスメーター購買煽る発言に批判殺到「買い占めが起きたらどうする」
#坂上忍 #バイキングMORE
1月27日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、自宅療養中に死亡者が急増していることを取り上げ、その中で血中の酸素濃度を測る“パルスオキシメーター”に注目が集まる場面があった。そこでの坂上忍の発言に「購買を煽っている」と批判が集まっている。
パルスオキシメーターとは、指を挟むなどすることによって血液の酸素飽和度を測定する医療機器。96%以上で正常、91~95%で要注意(数分歩くと息切れする状態)、90%以下だと入院の可能性や酸素吸入が必要な状態(動かなくても息切れする状態)と判断する基準になるため、肺炎の早期発見にも利用されている。
22日の同番組で、お笑いコンビ・東京ダイナマイトのハチミツ二郎が、個人的に持っていたパルスメーターで測定したところ、88%まで下がっていたため自分で救急車を呼んだという話が取り上げられていた。坂上は、「あっ、これは手に入れておいたほうがいいなと思って、マネージャーさんにお聞きしたら結構待つみたい。売れちゃってて」とコメント。すぐに手には入らなかったものの「持っておくにこしたことはないんだろうな」と語った。
また、スタジオ内で持っているという人はいなかったが、お笑いコンビのおぎやはぎ・小木博明も「体温計とこれ(パルスオキシメーター)必要ですね。各家庭に一個ずつ」とコメント。しかし、坂上や小木が「持っておいたほうがいい」とコメントする直前、販売メーカーのコメントとして「去年の夏から3倍に増産しているが需要に追い付いていない」「感染しているかどうか判断できるという誤った認識で買う一般の方も多く在庫が不足している」という状況を説明したばかり。
さらには、厚生労働省からのお願いとして、関連団体に「在庫の確保」や「自治体などからの発注に優先的に対応」との内容も紹介していたため、視聴者からは「まーた余計に不安を煽る…酸素飽和度測ってどうすんだよ」「ない! 手に入らない! っていうのに、持っておくほうがいいとか。また言うのね。マスクの時と同じことが起きつつあるよ」「皆手に入れたいよね、みたいな感じでやるなよ!普通の人は買うな!って言えよ。」「だから必要な数が間に合っていてない商品をなぜメディアで連呼するのかな…」と批判が噴出している。
「昨年は、コロナ禍で不安にかられた人たちがマスクやトイレットペーパーを買い占め、在庫が尽きてしまうという事態になりました。さらに、ガーゼや体温計などの品切れ状態が続き、本当に必要な人に届かなかったという状況も招いています。しばらくの間は、テレビでは、購入を煽るような映像や発言に気を付けていたはずですが、『バイキング』はすっかり忘れてしまったようですね。視聴者から呆れや怒り声が噴出するのも当然でしょう」(芸能ライター)
昭和大学医学部の二木芳人客員教授は「今ほんと在庫不足で、これ以外にも慢性の肺の病気を持っている人がいるので、それまで足らなくなってしまいますので」「肺炎はわかりますけど、それ以外の病気はわかりません」と注意を促している。
今後は、視聴者を混乱させるような発言は控えてほしいものだ。
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