オリラジ藤森の「メンタル崩壊」を救った河本準一の男気 “兄弟関係”と慕うそのルーツは?
#オリエンタルラジオ #藤森慎吾
そこには、チャラ男と呼ばれた男の“矜持”が込められていた――。
2020年末に吉本興業を退社したオリエンタルラジオ・藤森慎吾が、このほど『PRIDELESS受け入れるが正解』(徳間書店刊)を上梓した。
吉本退社については、中田敦彦が昨年12月上旬に退社を決め、相方の藤森慎吾に報告。藤森はその後、1週間ほど悩んだ末に、中田と共に吉本を去ることを決めたと伝えられている。
1月23日放送の『今田・八光の特盛!よしもと』(読売テレビ)でも、今田耕司が「あっちゃん(中田)は辞めるやろな、と思ったけど、(藤森は吉本に)残ると思ってましたけど」と語るなど、現在、芸能界のど真ん中で活躍している藤森の決断は大きな注目を浴びたものだった。
しかし、「初めて明かす過去・現在・未来」と記された同著では、中田への崇拝ぶりが随所に散りばめられているという。
「2人の出会いからデビュー後まで、事細かに彼の芸能人としての歩みや人生の考え方が記されていますが、中田との関係はもはや教祖と信者の関係にも近いものを感じました。彼はお笑いを続けていく大前提として『なにがあってもオリエンタルラジオの藤森慎吾』だと明言。『中田敦彦という存在が相方にいてくれてこその自分であること。それはこれからも決して変わらない』と語り、『ぼくが絶対的にいつも頼りにしているのは、間違いなくいつだってあっちゃんだった』とその信奉ぶりは想像以上でしたね」(芸能記者)
そして、その藤森は自身のYouTubeチャンネルにて、吉本を退所することをリリース前に伝えていた人物が2人いると明かしている。次長課長・河本準一と平成ノブシコブシ・吉村崇だ。とりわけ、河本が藤森の兄貴分であることは業界内では有名だが、そのルーツはあまり知られていない。
「同著にもその部分が書かれていました。なんでもオリラジの人気が低迷してきた時期に、民放の大型特番で彼らが何の脈絡もなく『武勇伝』ネタをやり始めて大スベリ。場を凍り付かせてしまったことで藤森のメンタルが崩壊してしまった。打ちひしがれてテレビ局を後にしようとしたその時に、わざわざ声をかけてに来てくれたのが河本。『安心してええで。ああやってがむしゃらにがんばってるやつのこと、絶対に俺らは見捨てへんから』との一言に藤森は心が救われたといいます、以来、2人の兄弟関係は継続。12年に河本に生活保護の不正受給疑惑が持ちあがった際には、擁護した藤森にも批判が殺到。そうした書き込みにも、いちいち反論したり、フォロワーをブロックするなどして一歩も引いていなかった。それほど強い絆で結ばれているようです」(前出・芸能記者)
2人の道標を得た藤森は、「まあ、なんとかなるさ」の精神で、次のステージも周りに流されながら突き進んでいくようだ。
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