SnowMan、3枚連続ミリオン達成か!?「中国に太客がいる」陰謀論が飛び出すほどの売れっぷりに業界の声は
#ジャニーズ #滝沢秀明 #K-POP #SixTONES #Snow Man
「中国の富豪がSnowManのCDを買っている」トンデモ陰謀論
「最近では『SnowManは中国に太客がいてそいつが大量にCDを買っている』とか、トランプ支持者ばりの謎の陰謀論までささやかれ始めた(笑)。もうCD売り上げではSnowManに勝てないと認めざるを得ないんだけど、劣等生だったSnowManに負けたという事実が、Jr.時代からエリート街道だったキンプリファンには受け入れ難いみたい」(同)
ジャニーズファンは特にCD売り上げに一喜一憂し、固執する文化が続いているのだという。しかし、どうしてSnowManがここまで売り上げを伸ばすのか、日韓のボーイズグループに明るい出来花子氏はこう語る。
「今、アジアのみならず世界中で一番ヒットしているボーイズグループはBTSです。SnowManやSixTONES(以下、スノスト)は日本のアイドルの中ではかなりBTS的なアプローチに近いと思うんですよ。まず一つはしっかりとした実力があること。ジャニーズはこれまで“見目麗しいこと”“キャラクターが立つこと”に重きを置いてきたため、歌やダンスの実力という部分を蔑ろにしてきた感がある。SnowManのダンスのクオリティーは多分世界に通用するし、SixTONESもジャニーズの中では歌唱力が抜きん出ている。彼らはジャニーズJr.歴が長く、訓練期間が充分にあった。BTSをはじめ、K-POPも訓練期間を充分に設け“完成されたパフォーマンス”でデビューしますから、そういう意味でK-POPっぽいのかもしれない」
また、“絆”の売り方と、ファンへのアプローチもBTSに似ているという。
「歌やダンスはもちろん、BTSのファンは何より彼らの“絆”や“ストーリー”に胸を熱くしているのです。そういう意味では、長いJr.時代を経てデビューしたスノストには“ストーリー”の下地がある。特にSnowManはJr.時代に6人グループだった時の物語と、そこに加わった新人3人の葛藤の物語、何重にも読めるコンテクスチュアルがある。彼らも意図的に“絆”を売りにしている。SnowManのコンサートで、メンバーが感情をむき出しにして涙ながらにファンに語りかけている姿を見て、改めて“K-POP的”“BTS的”だなと感じたんです。ファンも彼らの言葉や絆に同情・共感して購買意欲を高めているように見えます。“同情”というと聞こえが悪いかもしれないけど、これがバカにできない。ようはAKBの総選挙だって“同情”のなせる技だし、BTSのファンだって彼らの絆とストーリーに同情と共感を寄せていて、その波が広がっていったという側面がある。だからエモーショナル=感情的であることが、今のアイドルに求められている気がするんです。あとは、感情でいうとYouTubeやSNSで常にファンと繋がっているというのも強み。これもある意味“エモーショナル”な宣伝効果がある。King & Princeは旧態依然のジャニーズ的縛りがあるので、ネットを活用できずスノストほど広がっていけないんでしょうね」(同)
K-POP、さらにBTSが世界的にムーブメントを起こしたことで、日本の芸能界も韓国のアイドルを意識せざるを得なくなった昨今。その戦略をうまく取り入れることができれば、CD100万枚リリースも夢ではないということか。SnowManの今後の売り方にも注目していきたいところだ。
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