トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 社会 > メディア  > テレ東『WBS』が『報ステ』とガチンコ

テレ東『WBS』、テレ朝『報ステ』とガチンコ勝負が勃発!? 放送時間繰り上げの勝算は?

テレ東『WBS』、テレ朝『報ステ』とガチンコ勝負が勃発!? 放送時間繰り上げの勝算は?の画像1
テレビ東京『WBS』ウェブサイトより

 テレビ東京がいちかばちかの大勝負に打って出る。

 4月から経済情報番組『ワールドビジネスサテライト(WBS)』の月曜から木曜の放送開始時間を1時間繰り上げるのだ(金曜はそのまま午後11時スタート)。これにより、午後10時台で『報道ステーション』(テレビ朝日系)とのガチンコニュース戦争が勃発することになる。

 現状『WBS』は視聴率3~4%程度(ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区・以下同)で、『news zero』(日本テレビ系)、『NEWS23』(TBS系)の後塵を拝しているが、果たして『報ステ』との直接対決で勝算はあるのか?

「『報ステ』は常時2ケタを突破し、15%超える日もあり、その牙城は簡単には崩せないでしょう。ただ『WBS』は経済情報に特化した番組なので、通常の報道番組とは一線を画していて、視聴者層が違うんです。従って、強い『報ステ』の裏になっても、それほど数字は落とさないかもしれません。視聴者層は主にサラリーマンですが、午後11時台だと寝る支度などでなかなか見られなかった人が見られるようになるメリットもある。このコロナ禍で全般的に帰宅時間が早くなり、テレワークが増えたこともあり、放送時間が早くなるのはファンにとっては大いにけっこうなことで、視聴率が上がる可能性もある。それに午後11時台より、10時台の方がCMスポンサーを獲得しやすい状況ができるかもしれませんので、時間が移動する上で、その辺のメリットがあるのではないでしょうか?」(テレビ誌記者)

 テレ東では、その『WBS』を始めとする報道系番組では18日から、新型コロナウイルス感染防止対策として、スタジオで複数人がトークする場合、各自マスクを着用することになった。これも午後10時台への繰り上げに向けた“話題づくり”と見てとれなくもない。

『WBS』の時間移動は視聴率を下げるリスクもあるが、新しい視聴者を開拓できるチャンスでもあり、同局としては大勝負。果たして、どういう結果になるか注目されるところだろう。

最終更新:2021/01/23 21:00
ページ上部へ戻る

配給映画