トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > カルチャー  > ゲーマーの夢の商品がCESで発表

巻き取りディスプレイ内蔵チェアに口元シースルーのマスク!夢の次世代ゲーミングギアがCESで発表

巻き取り型曲面ディスプレイ搭載のゲーミングチェア

 テレワークの拡大によって、ゲーミングチェアの需要や種類が一気に広がった2020年だったが、さっそく新しいものがCESで発表された。Project Brooklynと呼ばれるこの製品は、なんと60インチの曲面OLEDディスプレイを搭載している。

 シート部分はブラックをベースにしたレーシングシート調の作りで、サイドにLEDが埋め込まれた光る仕様。ただ、これだけでは現在市場にあるゲーミングチェアとほぼ同じといっていい。だが、同製品には背面部分にアームが内蔵されており、それを展開すると着座した眼前に60インチの曲面OLEDディスプレイが広がる、ある種ゲーマーあこがれの仕様になっている。

 巻き取り型のディスプレイ自体は2020年に発表されていたが、今回はそれをゲーミングチェアに応用した格好。60インチというサイズもさることながら、着座位置の眼前に広がるワイドディスプレイは、ゲームの没入感をさらにアップしてくれることは間違いない。

 しかも、ゲーミングチェアとしての機能も強化されている。肘置きの部分にはマウスやキーボードを設置できる折りたたみのテーブルが内蔵されている。また、背もたれと座面部分には、HyperSenseと呼ばれるサウンドに応じて振動する仕掛けも内蔵。ある意味、「ゲーミングダメチェア」ともいうべき、一度体験したら離れられなくなる仕様がてんこ盛りだ。

 これらのゲーマーの夢の商品はコンセプト段階のため、実際の発売時期などは未定とされているが、いずれの商品もとんがった仕様になっているだけに、価格は高額になるだろう。しかし、ゲーマーにとっては夢の商品でもあるので、ぜひ日本でも販売してもらいたい。

辻 英之(編集者)

起きてる間が営業時間のプロ編集者。ゲームメディアの編集長、IT企業での経験を活かし、デジタルエンターテイメント分野記事を中心に寄稿中。ビジネスジャーナルでは『オレの周りはゲームばかり』を連載中。

つじひでゆき

最終更新:2021/01/24 07:00
123
ページ上部へ戻る

配給映画