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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 綾瀬はるか、ベッドシーンの妖艶さ

綾瀬はるか『天国と地獄~サイコな2人~』で柄本祐とベッドシーン…溢れる成熟した大人の妖艶さ

『天国と地獄~サイコな2人~』公式サイトより

 綾瀬はるか主演の日曜劇場『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)の初回が1月17日に放送され、世帯平均視聴率16.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、快調な滑り出しを見せた。

 『天国と地獄』は綾瀬が演じる正義感の強い女刑事・望月彩子と、高橋一生演じるサイコパスな連続殺人鬼・日高陽斗の魂が入れ替わってしまうという究極のスイッチエンターテイメント。第1話では高橋の笑顔の裏に狂気が見え隠れする怪演ぶりと、綾瀬はるかの入れ替わり後のミステリアスな美しさと迫力にSNS上では「綾瀬はるか高橋一生演技半端ねぇ」「高橋一生さんの演技がエゲツない」「綾瀬はるかの悪魔演技具合最高では?」などと絶賛の嵐が巻き起こっていた。

 そんな綾瀬と高橋の高い演技力が発揮された初回の評判の良さから、1月24日に放送される第2回もさらなる高視聴率が期待されている。入れ替わってしまったふたりのスリリングなストーリー展開はもちろんのこと、なかにはこの『天国と地獄』で綾瀬の妖艶な大人の魅力が開花、とんでも無いことになるのでは、と期待を寄せている人も少なくない。

 今でこそ国民的女優としての地位を確立している綾瀬だが、2000年代の前半はグラビアモデルとして下積みの時代を過ごし、写真集や週刊誌などでその豊満な魅惑的ボディを惜しみなく露わにし世の男性を虜にしていた。

 そんな綾瀬に転期が訪れたのは2004年、今回の『天国と地獄』と同じ脚本家・森下佳子が手がけた『世界の中心で、愛を叫ぶ』(TBS系)のヒロインに抜擢、白血病に侵された女子高生を好演、話題を集めた。2007年には初主演ドラマ『ホタルノヒカリ』(日本テレビ系)で恋愛を放棄しぐうたら過ごす“干物女”を演じ、女性からの共感を獲得、さらに瞬間最高視聴率29.8%を記録した大ヒットドラマ2009年『JIN-仁-』(TBS系)や2013年の大河ドラマ『八重の桜』(NHK)など数々の話題作に出演、次々に高視聴率を連発、国民的女優へと上りつめた。またバラエティ番組などではピュアな天然ぶりを発揮し、“好感度の高い清純派女優・綾瀬はるか”のイメージが定着していった。

 その一方で綾瀬のたわわな魅力を放つ美ボディの露出は激減。これほど多くの作品に出演しているのに、一部のファンが熱望するような濃厚なベッドシーンやお色気シーンなどはほとんど見られないのだ。

 だがしかし、現在公開されている『天国と地獄』公式のスペシャルダイジェスト動画には、柄本佑演じる彩子の同居相手・渡辺陸とのベッドシーンがちらりと映っているではないか。薄暗い部屋で、中身は殺人鬼の日高となってしまった彩子が、ベッドに横たわる陸の上にまたがり妖しい笑みを浮かべながら、ボディラインがはっきりと分かるタンクトップ姿で色気たっぷりに陸に迫っているのだ。

 恐らく今夜の第2回に放送されるだろうこのわずか1秒ほどの予告シーン、綾瀬の溢れ出る妖艶な美しさに釘付けとなった視聴者も多いようだ。第1回の放送でも日高と入れ替わった途端、殺人鬼という危険な香りを纏ったミステリアスな綾瀬は、今までの清純派女優のイメージとは一線を画していた。声を荒げ凄んだかと思えば、妖しい笑顔と成熟した大人の色香でにじり寄る、サイコパスな綾瀬はるか。『天国と地獄』ふたりの入れ替わりはそう簡単に終わらないだろう。ということは、まだまだ今後の展開次第では綾瀬のそんな妖艶な姿を堪能することができそうである。

 同時に、入れ替わり後の高橋一生もまた、妙な艶やかさを醸し出していた。突如殺人鬼と入れ替わり追われる立場となってしまい、怯える高橋。今後のこの二人の絡みにも注目していきたい。まだこのふたりの間に愛が生まれるのかは分からないが、妖艶さと妙な色気が交錯する、かつてない面白いツヤ対決は拝めるかもしれない。

 セクシーなグラビアアイドルから、天然な好感度女優と変化してきた綾瀬は今、35歳。年齢を重ね積み上げた数々のキャリアを経て、今まさに『天国と地獄』で新たな魅力を開花させ、さらなる進化を遂げることだろう。

■番組情報 日曜ドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』
TBS系/毎週日曜日21時~
出演: 綾瀬はるか、高橋一生、柄本佑、溝端淳平、中村ゆり、迫田孝也、林泰文、野間口徹ほか
脚本:森下佳子
編成・プロデュース:渡瀬暁彦
演出:平川雄一朗、青山貴洋、松木 彩
プロデュース:中島啓介音楽:髙見 優
主題歌:手嶌葵「ただいま」(ビクターエンタテインメント)
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/tengokutojigoku_tbs/

南沢けい子(ライター)

愛知県名古屋市生まれの食いしん坊ライター。休日はNetflixやAmazonプライムを駆使して邦画や洋画、海外ドラマを観まくるインドア派だが、Netflixオリジナルドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』に影響されて20インチのミニベロを購入。主人公の男の子たちになった気分でサイクリングロードを走るのが最近の楽しみ。

みなみさわけいこ

最終更新:2021/01/24 21:39
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