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フジ『とくダネ!』後継番組の『めざまし8』、谷原章介がMCで安泰!? 唯一の不安点は永島優美アナのメイン司会起用か?

フジ『とくダネ!』後継番組の『めざまし8』、谷原章介がMCで安泰!? 唯一の不安点は永島優美アナのメイン司会起用か?の画像1
所属事務所プロフィールページより

 3月26日で終了するフジテレビ系の情報番組『情報プレゼンター とくダネ!』(月~金曜午前8時~)の後継番組『めざまし8』(同29日放送開始)のメインキャスターが俳優・谷原章介と永島優美アナに決まった。

『とくダネ!』は22年も続いたが、MCの小倉智昭は73歳と高齢で膀胱がんの持病もあり、視聴率も下降傾向をたどっていただけに、“世代交代”が急務だった。番組自体はおおむねこれまでの路線を引き継ぎ、ニュースを中心に、生活情報も取り上げる内容になりそう。果たして、小倉から谷原へのチェンジで、フジは巻き返しを図れるだろうか?

「ぶっちゃけ、小倉はお天気キャスターの天達武史を呼び捨てにするなど高飛車で上から目線な印象で、暴言や失言が多く、とても好感度が高いとは言えませんでした。その点、イケメンでソフトな雰囲気をもち、6人の子どもを育てる子煩悩パパのイメージがある谷原は、女性層での好感度は抜群。この時間帯の主たる視聴者層は主婦ですから、谷原の起用はクリーンヒットと言えそう。『王様のブランチ』(TBS系)、『アタック25』(テレビ朝日系)、『うたコン』(NHK総合)などで司会の経験も豊富だし、うまく仕切ってくれるでしょう。

 さらに、裏のライバル番組の司会は、『あさイチ』(NHK総合)が博多華丸・大吉、『スッキリ』(日本テレビ系)が極楽とんぼ・加藤浩次、打ち切りになる『グッとラック!』(TBS系)の後継番組のMCには麒麟・川島明が起用されるとみられており、芸人ばっかり。そんな中で俳優の谷原が入り込めば、いい“差別化”ができるはずで、フジにしては珍しく明るい材料が多いですね」(テレビ制作関係者)

 現状、同時間帯の視聴率は新型コロナウイルスのニュースに特化した『羽鳥慎一モーニングショー』(テレ朝系)が『あさイチ』を抜いてトップを独走。『とくダネ!』は『あさイチ』の次の3位争いを『スッキリ』としている状況。フジとしては、新番組『めざまし8』で、まずは『スッキリ』の上をいき、『あさイチ』に迫りたいところだ。その意味で、谷原の起用は格好の人事といえそうだが、唯一の不安点はパートナーが永島アナになることだという。

「永島アナは正統派の美人で、元サッカー日本代表で、かつてフジでスポーツキャスターを務めていた永島昭浩氏の娘とあって、“コネ入社”との印象が拭えず、あまり女性視聴者受けしていたとは言えませんでした。入社早々、○○パンシリーズの9代目“ユミパン”を襲名しましたが、しばらくは伸び悩み気味でした。

 転機となったのは、2016年4月から『めざましテレビ』のMCに抜擢を受けたこと。ここでジワジワ人気を上げた永島アナは、20年12月に発表された『第17回好きな女性アナウンサーランキング』では、7年目で初ランクイン(9位)。この人気があれば、新番組の大きな戦力になりそうだが、そう簡単にはいきそうにないのです。

『めざましテレビ』は午前8時までの番組で、出勤前のサラリーマンが見ることができる時間帯。逆に同8時からの『めざまし8』のおもな視聴者は主婦層になりますので、いかにその層に好まれるかがカギになります。『とくダネ!』サブ司会の山崎夕貴アナは、ほどよい美人で、結婚相手に当時低収入だった、お笑い芸人・おばたのお兄さんを選ぶなど“庶民派”で、その層での“受け”がいいのです。山崎アナはアシスタントに降格する予定ですが、司会が彼女から、男性から圧倒的な支持をもつ永島アナに代わってしまうと、女性層から『山崎アナの方がよかった』となりかねません。そこが唯一の不安点でしょうか」(女子アナウオッチャー)

 とはいえ、永島アナも看板情報番組を5年間仕切ってきた実績がある。谷原との美男美女コンビで、フジの朝を明るくしてくれるはずだ。

最終更新:2021/01/20 19:00
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