菅義偉「首相失格」の烙印ーー政権生みの親、二階俊博までもが「秋の選挙に勝てない」
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中田翔、暴力団との密接交際がついに…
新潮に、日ハムのスラッガー、中田翔(31)が、暴力団にきわめて近い“密接交際者”と交友があるのではないかと報じている。
20年12月、愛知県警は大竹宏幸という建設会社の社長を「賭博開帳図利」の容疑で逮捕した。カジノを経営していて、その利益が暴力団の資金源になっていると見ているようだ。
年末にも詐欺で逮捕されているが、この人物に中田が、ナゴヤドームの中日戦に特別パスを発行し、入れていたというのだ。その際、2人で写真を撮っていて、その写真もここに掲載されている。
日ハムの広報は、中田が選手を連れていった飲食店で、偶然、顔見知りの人間に会い、その連れが大竹だったといっている。素性が分からずにパスを発行し、写真を撮っただけだというが、大竹のSNSには「いつもありがとうございます」と書かれているという。いかにも苦しい弁明だが、日ハムの主砲・中田には自重してもらいたいものである。
サム・ポトリッキオはジョージタウン大教授で、アメリカ最高の教授の一人である。
その彼が、トランプが大統領の座を辞しても、それは今より危険な存在になると、「ニューズウイーク日本版」(グレアム・ホールディングス)に寄稿している。
トランプ主義は攻撃の政治だ。トランプ主義はイデオロギーや政策ではなく、感情の産物である。トランプ主義は近視眼的かつ独り善がりで、現実をなかなか受け入れない。トランプ主義はそのために、大統領退任後にむしろ勢いを増すかもしれないとみている。
トランプは主要SNSから締め出され、史上初めて2度目の弾劾訴追を受け、大好きなゴルフの団体は、トランプ所有のコースでは大会を開かないことにした。
「今のトランプは、地球上で最も明らかな敗者だ。支持者たちはこのひどい屈辱をわが事のように感じ、『不公正な』扱いに怒りをますます増大させるだろう。トランプがその怒りをあおった場合、アメリカは深刻な危機に直面する」
トランプは「殉教者」になり、支持者たちの怒りに油を注ぐというのである。
早くも、菅と同じように、バイデンも「何もできない大統領になる」といわれている。分断は亀裂を深めていく。トランプがもし、自分の党をつくった場合、第2党に躍り出るという。
トランプは死ぬまでトランプなのである。
さて、コロナ対応の遅れに対する怒りが、菅や小池、尾身茂に向いている。
サントリーホールディングスの新浪剛史代表取締役社長も、文春でこう言っている。
「いま特措法改正で、従わない飲食店に罰則を科すことが検討されていますが、私は即罰則を科すことには反対です。(中略)例えば営業時間短縮や感染対策が不十分な店舗には、まずスーパーバイザーを派遣して指導する。それでも従わなければ、二度目からは罰則を科せばいい」
新浪は、小池都知事のやり方も批判している。
「歓楽街をターゲツトにした『夜の街』もそうでしたが、小池知事はワーディングや会見での発信は巧みです。ただ、もう少し他に実効性のある対策の打ちようがあったのではないでしょうか。これだけ無症状の感染者が増えているわけです。無症状=自宅療養ではなく、他人との接触をさらに減らすため、ホテル以外に隔離スペースを用意する、とか、最前線で活躍頂いている医療関係者への給料を補填するなど、できることは色々あるはずです」
新浪社長のいうように、コロナをいち早く終息させ、安心感がなければ消費は上向かない。
罰則を科せば国民はいうことを聞くだろうと考え、戦前の治安維持法のようなものをつくり、誰かさんによく似た「特高警察」を全国に配置しようというつもりかもしれないが、そんなことをすれば、溜まりに溜まっている国民の怒りが爆発するだろう。
ところで、大相撲が始まったが盛り上がらないこと甚だしい。コロナに感染した力士が出たとして、全力士665人の約1割にあたる65人が休場となった。
その上、この場所に進退をかけるといっていた白鵬がコロナに感染し、鶴竜も腰痛だといって休場してしまった。
11月場所後に、横綱審議委員会から2人とも「注意」を受けていたのに、お構いなし。
唯一の目玉は、横綱昇進がかかっている貴景勝だったが、重圧のためか初日から4連敗する始末である。
これだけの休場力士が出たのだから、今場所は休場すべきだと思うが、協会はNHKの放映料を失いたくないからだろう。
メンツを失った横審が場所後に、白鵬、鶴竜に「引退勧告」を出せるかだが、鶴竜はともかく、白鵬はどこ吹く風と知らん顔するのだろう。
文春では、「コロナが怖い」といって休場を親方に申し入れたのに、ダメだといわれたため引退した元三段目の琴貫鐵(22)の母親が、思いのたけを語っている。
コロナだけではなく、過去には兄弟子からのいじめや暴力があったという。母子家庭で、中学卒業と同時に佐渡ヶ嶽部屋に入った。
だが、入門後、兄弟子から下駄やデッキブラシで殴られ、のどや心臓、左ひじなどの手術を4回もしたそうだ。彼女は2年前に部屋に出向き、親方と話そうとしたが、時間がないと聞いてはくれなかった。母親は最後にこういっている。
「佐渡ヶ嶽部屋には、息子を一人の弟子、人間として扱ってほしかったです」
相も変わらず繰り返される相撲部屋のイジメや暴力沙汰、それに八百長疑惑。もはや国技などといわないほうがいい。
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