菅義偉「首相失格」の烙印ーー政権生みの親、二階俊博までもが「秋の選挙に勝てない」
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
結婚してても、父親でもヒモだった中村芝翫
「週刊文春」(文藝春秋)は、ソフトバンクの無線基地の定期検診で、二次下請けのクラフテックジャパンが、「総務省に登録していない人間が作業しているのに、『点検員』が行ったと偽装している」と告発している。
これも問題だろうが、こちらのほうがはるかに大きな問題に広がること間違いない。
「携帯大手のソフトバンクから高速移動通信方式『5G』の秘密情報が漏出した事件で、不正競争防止法違反容疑で逮捕された元社員の合場邦章容疑者(45)=横浜市鶴見区=の転職先の楽天モバイルのサーバーや業務用のパソコンに、それらの情報が保存されていたことが13日、捜査関係者への取材でわかった。警視庁は、楽天モバイルで同僚らと共有した疑いもあるとみて調べている」(朝日新聞DIGITAL1月14日 5時00分)
ソフトバンク側は楽天に対して訴訟を提起するといっているが、どのような秘密が漏れたのかが分かってくれば、楽天にとっては命取りにもなりかねない。
先週の文春が報じた、歌舞伎俳優・中村芝翫の第2弾。23歳も年下の彼女だが、240万円もする鏡台を芝翫に贈ったり、カネには困らないようだが、どんな女性なのか。
自称、FXトレーダーといっているが、素人に近い程度で収支はマイナスだそうだ。では、なぜそんな大金を持っているのか。先週も触れていたが、彼女には一緒に生活している男性がいる。彼から月に30万~50万を生活費としてもらっているそうである。それ以外にも、関西の70代の税理士など、数名のパトロンがいて、デートするたびにお小遣いや、ときには高級腕時計などを買って貰っていたそうである。
そうして“稼いだ”カネを芝翫に貢いでいたというわけだ。文春が芝翫に、「ヴィトンのバックをもらったそうだが」と聞くと、「あっ、彼女が買ってくれましたが、あとでちゃんとお金を払いました」という。
芝翫は、不倫ではあるが、実態は彼女のヒモのような存在だったのではないか。
ところで、元AKB48の指原莉乃という女性にまったく興味はないが、昨年のNHK紅白にAKB48が落選したのは、チョッピリ驚いた。11回連続して出場していたのにどうしたのか。
アイドル評論家といわれる中森明夫がサン毎で、「指原への手紙」というのを公開している。歌も踊りも顔もさしてよくないのに、なぜ、AKB48の総選挙で1位を続けられたのかなど、指原の凄さを分析している。
彼女に触発されて『キャッシー』という本を書いたそうだが、そこに私の興味はない。
あれだけAKB48商法といわれながら、長年、ブームのようなものを続けられたのか。それが唐突に終わりを告げたのはなぜかが知りたかった。中森によれば、会いに行けるアイドル、接触系のアイドルだったため、このコロナ感染で、それができなくなった。そのために、彼女たちと握手をしたい、総選挙で投票したいと、大量にCDを買い込んでくれる、恥の多い商法が使えなかったため、ヒットしていると錯覚させることができなかったことが大きいようだ。
20年は3月に1曲発売しただけだったそうだ。
私はこう考える。これまでは、流れのまま、秋元康の仕組んだままに、CDを大量に買い、握手会に並んだファンたちが、コロナのためにできなくなったことで、考える時間ができたことが大きいと思う。
自分は何をやって来たのか。たいして可愛くもない、そこら辺にいるオネエチャンに貢いできたオレは何だったのだろう。そう考え出したのだ。幻想は一度消えてしまうと、ハッキリと現実が見えてくる。
かくしてAKB48とその亜流のアイドル商法は、2度と以前のように戻ることはないであろう。それが健全だと、私は思うのだが。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事