元百貨店美容部員が解説する「メンズメイク市場右肩上がりの深い理由」男性用化粧品がいま面白い
2021/01/20 13:00
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オンライン会議で気づく“自分の顔”の変化
新型コロナウイルスの影響により、家で仕事をしなければいけなくなった人も多いはず。オンライン会議が続き、自分の顔を見る機会が今までの数倍にも増えた。
改めて自分顔を客観視すると「若い頃に比べて老けたな」「映像で見るとすごく疲れて見える」など、今までの生活では気がつかなかった部分に気がつく事になり、それをきっかけにメンズメイクを始める人も増えたという。
実際に基礎化粧品を使うだけでもカメラ写りはよくなるし、Zoom映えもお手の物だ。
一方10代20代前半の男性はSNSで自分が好きなアイドルや芸能人のパーソナルな情報を得て、マネをするのにもてらいがないので、K-POPアイドルのメイクを参考する人も多い。K-POPとまではいかなくとも、日本の男性芸能人がメディアに出るときにナチュラルなメイクをするように、日常的にメイクすることにまったく抵抗がない若い世代は確実に増えている。
このように、時代の変化によって美に対する男性の考え方は変わってきているが、一方でまだまだ偏見も多く、トイレで化粧直しをしているとジロジロ見られることもあるし、「オネエなの?」なんて失礼な声をかけられることもあった。育ってきた環境やその時代の風潮もあるから仕方がないが、少し残念な気持ちになる。
K-POPのような男性のアイメイクやカラーメイクが一般化するのはまだまだ先かもしれないが、肌を綺麗にする“身だしなみ”のためのメンズメイク時代はもうすぐそこにきている。
そこで次週は、誰でも簡単にできる超初心者向けのメンズメイクを紹介したいと思う。
最終更新:2021/01/20 13:00
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