『バイキング』坂上忍、菅首相の施政方針演説を揶揄で物議「芝居」「国会も7割リモートに」
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1月18日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、MCの坂上忍(53)らが同日に行われた菅義偉首相の施政方針演説を揶揄していたとして、視聴者から賛否の声が集まっている。
この日、通常国会の冒頭で就任後はじめての施政方針演説に臨んだ菅首相。マスク姿で、新型コロナの一日も早い収束への決意や、飲食店の時短営業への実効性を高めるため、罰則や支援に関して早期に規定することなどを述べていた。
番組では中継中から出演者たちがワイプ越しに演説の感想について述べていったが、フリーアナウンサーの高橋真麻は「国会も7割リモートにしたらいいんじゃないかな」と発言。坂上は「それはもう前から言われてるんだけどね」と相槌を打っていた。
また、出演していた政治ジャーナリストの泉宏氏は、菅首相が前日、就任後はじめ1日議員宿舎で過ごし、この演説の練習をしていたとし、「確かに今までよりもできるだけ目力と言葉の力を出そうと努力はされている」と指摘。しかし、「野次がどんどん逆に飛び交うくらい丁々発止でね、それくらいのほうが見ていて国民も響くじゃないかと」と持論を展開した。
さらに、坂上も「まあ、芝居に関しては峰大先輩が今日はいるわけですから。先輩、どうですか」とふざけながら俳優の峰竜太に話を振る場面も。峰が「芝居じゃないし!」とツッコむと、坂上は、「感情表現って意味では」と笑いながら弁解。その峰は「マスクは取ってもらいたいかな」と言い、「伝わってくるものは半分以下になっちゃう」と話していた。
しかし、この出演者たちの発言に視聴者からは、「スタジオ出演してる人が国会7割減らせってどういうこと?」「総理のメッセージに演技論求める坂上って…」「まさかマスクしてない人たちがマスクしてる首相に文句言うなんて」という声が集まっている。
「また、出演者たちは一様に『新しい情報がない』とも指摘していましたが、そもそも施政方針演説は通常国会の冒頭で政府の基本方針や政策について語る場。新たな政策などを発表する場所ではないこともあり、多くの視聴者の目には揚げ足取りと映ってしまったようです」(芸能ライター)
菅首相に演技力を求めた坂上。その批判の矛先のズレに多くの視聴者が違和感を覚えてしまったようだ。
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