EXIT 兼近大樹が執筆中の自伝的小説、吉本が万全サポート? 不安材料は有り余る“反骨精神”か
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お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が現在、自伝的小説を執筆中だ。昨年2月くらいから書き始め、今年1月には5日間ほどホテルに缶詰になり集中的に執筆。その様子をEXITの公式YouTubeチャンネルで公開している。
ピース又吉直樹のエッセイ集『第2図書係補佐』を読んで芸人を志したという兼近は、当初から「売れたら小説を書く」と決めていたという。
「昨年から、少し仕事をセーブしつつ、執筆の時間を設けていたとのこと。春くらいには発売したいと考えているようです」(お笑い事務所関係者)
決して裕福とは言えない家庭に生まれ、妹の学費を稼ぐために自らは高校を退学して働くなど、タフな環境で育った兼近。2011年には売春防止法違反容疑で逮捕されており、そういったことも当然ながら小説に織り込まれる予定だ。
この兼近の小説に目を光らせているのが、兼近の所属事務所である吉本興業だという。
「兼近はしっかり罪を償って、今は完全に更正していますが、吉本的には過去の話とはいえ、犯罪に絡む内容にかなり敏感になっているようです。2019年の闇営業騒動やかつての島田紳助氏の暴力団との交友報道などの影響もあり、吉本としては所属芸人が“反社”に近い存在であるというようなことは無視できない。なので、小説の内容は世に出る前に、吉本がきちんとチェックし、犯罪行為や反社との交友について、あまりにも赤裸々な内容であった場合は、書き直させたり、あるいはカットになったりする約束になっているようです」(同)
安全策を取ろうとする吉本だが、兼近の方は簡単に納得しそうにないようだ。
「兼近は、かなり本気で小説を書いていて、自伝的内容であるからこそのこだわりが強い。そもそも反骨精神があるタイプですしね。少なくとも“嘘は書かない”というスタンスを守りたいと思っているようで、吉本が大幅な書き直しを要求してきても、突っぱねる可能性が高いと見られています」(同)
この小説が火種になり、EXITと吉本の関係が悪化する未来もありそうだ。
「兼近は吉本に対して、とくに遠慮することなく、バンバン意見を言っていくタイプですから。それこそオリエンタルラジオの独立なんてこともあったし、どうしても吉本と折り合いがつかなくなったら、最悪の場合、“退社”なんてこともあり得ると思います」(同)
兼近の構想では、自身の30歳の誕生日である2021年5月11日にこの小説を発売したいのだという。果たして、吉本の厳しいチェックをかいくぐり、予定通りに発売できるのか──。
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