谷原章介は朝のワイドショー抗争で勝ち残れるか? 今度は朝の顔に抜擢
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俳優の谷原章介が、3月29日スタートの情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)のMCを務めることが決まった。同局の永島優美アナウンサーと2人で担当するという。
3月26日で幕を下ろす同局の『とくダネ!』はフリーアナウンサーの小倉智昭が22年間、MCを務めてきた名物番組。フジテレビ関係者は「うちもほかのテレビ局と同じで、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて売り上げはかなり響いている。小倉さんも高齢ですし、まあコロナきっかけのリストラというのが本当の理由です」と話す。
制作費もかなり厳しくなっており「一時は局アナだけで番組を進行する」というプランもあったそうだが、最後には谷原に番組を託すことになった。
これまでにクイズ番組『アタック25』(テレビ朝日系)、『王様のブランチ』(TBS系)など俳優と司会業を兼任しながら長年、こなしてきた谷原だけに「番組のさばき方は慣れてるし、そこは心配しなくてもいい。アクがかなり強かった小倉さんを毛嫌いして離れていた視聴者もまた、戻ってきてもらえるきっかけにもなる」と期待を寄せている。
だが、喜んでばかりもいられない事情もあるようだ。裏番組の『スッキリ!』(日本テレビ系)は水卜麻美アナウンサー、ハリセンボン・近藤春菜が番組を卒業。『グッとラック!』(TBS系)は番組自体が打ち切られ、新番組立ち上げが決定的だ。
別のフジテレビ関係者は「今年の春は『モーニングショー』(テレビ朝日系)以外は番組の顔が変わる。競争は今まで以上に熾烈さを増す」と警戒感を強めている。
「TBSの新番組はお笑い芸人が新MC候補として報道が出ているが、まだ決まったわけではない。『スッキリ』は加藤浩次さんが残留、これまで通りの報道とバラエティー要素を織り交ぜた形で進行するでしょう。テレビ朝日は強烈な政権批判が売りで固定ファンも多い。朝の番組は主婦層狙いで何かと爽やかさが求められるが、その点において谷原は合格。ただ、それ以上に色がないのはとても心配。番組の演出がかなり尖らないと、番組定着まで時間を要すことになり苦戦を強いられるでしょう」(同)
コロナ禍で派手な演出もままならない中、谷原は新番組でどんなスタンスを築いていくのだろうか。
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