「ぶぶか」は油そばだけじゃない! 鬼マシ、台湾まぜそば…変則的ぶぶかカップ麺3選
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「らーめん専門店 ぶぶか」は、東京・吉祥寺にある油そばの名店です。1990年代半ばに創業し、当時マイナーな存在だった油そばを、現在の定番メニューになるまで高めた牽引役として知られています。
カップ麺としても「ぶぶか 油そば」は定番商品として知られ、毎年春にリニューアルされ長年発売され続けています。もちろん「ぶぶか」と言えば油そばで、油そばと言えば「ぶぶか」というほどの存在ですが、カップ麺では「ぶぶか」監修の変わり種商品が定期的に登場し、決して油そばだけの存在ではありません。
今回は、今手に入れられる「ぶぶか」監修のカップ麺を3品ご紹介します。
鬼マシチーズ×豚骨醤油でもパンチ不足?「ぶぶか 鬼マシチーズ入りふりかけ 豚骨醤油らーめん」
まずは「ぶぶか 鬼マシチーズ入りふりかけ 豚骨醤油らーめん」230円(税別)。「ぶぶか」と言えば汁なし麺のイメージが強いですが、この商品は豚骨醤油スープのカップ麺オリジナルメニューとなっています。
「ぶぶか」に汁“あり”のカップ麺というだけでも意外ですが、豚骨醤油味に鬼マシのチーズふりかけという組み合わせもものすごく意外で、遊び心たっぷりの商品となっています。
チャーシューだれが入った豚骨醤油味のスープに、粉チーズが入ったふりかけを加えます。チーズが結構大量で、豚骨醤油味との相性が心配になりましたが、これが意外なほど好相性。カップ麺でチーズが使われる場合、合わせるスープは塩味、カレー味、トマト味などが多い中で、豚骨醤油との組み合わせもまったく違和感ありませんでした。
ただ、豚骨醤油のスープの味が、「ぶぶか 油そば」で感じるような力強い味ではなく、「ぶぶか」としてはあっさりサラっとしていました。おそらくチーズを立ててバランスを取るためだと思われますが、ぶぶからしさは希薄な印象。
粉チーズの中には、粒状のフライドガーリックも入っています。お店の油そばだと、卓上のおろしにんにくを加えることでパワーアップしますが、この商品のニンニクは香り付け程度でそれほど強いわけではなかったです。
チーズと豚骨醤油の相性は素晴らしかったのですが、チーズとのバランスを考慮するあまりに、「ぶぶか」らしい豚骨醤油のパンチに欠け、ニンニクもパワー不足でした。もうちょっと力強さが欲しかったです。
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