「菅首相は怠けてる」元鳥取県知事が政府の“居直り”をこき下ろす! 大本営発表ばかりの大手新聞批判も
#メディア #ひるおび! #新型コロナ #菅義偉首相
新型コロナウィルスの感染拡大に伴う政府の対策がゴテゴテで、各ワイドショーでも政府への批判が高まっているが、15日放送の「ひるおび!」(TBS系)では、元鳥取県知事の片山善博氏が「モーニングショー」(テレビ朝日系)での玉川徹もビックリ! な具合に、盛大に吠えて、吠えて、吠えまくって片山劇場になった。
まずは都営大江戸線でのクラスター発生には、先立って
「蛇口からそんなにクラスターが発生するか? と不思議に思うんです。どういう洗面所の様子かは分かりませんが、小さな粒子がエアロゾルで換気の悪い密室にこもれば、それは当然感染のリスクが高いでしょう。色んな可能性考えればいいのに特定のものだけにして、みんな安心しちゃって気がゆるみますよね。専門家の見解ももっといろいろ伺いたいですよね」
と、横でスタジオ・ゲストの日本医科大学特任教授の北村義浩氏(今やあらゆる局を制覇中!)がジッと見てる中で語る。
分科会の指標ではすでに、熊本県や宮崎県などもステージ4に達しているにもかかわらず、西村経済再生大臣は、緊急事態宣言を出さずに「考えてる」と言うにとどまっている。それに片山氏は、
「これだけ感染が拡大した場合は、全国的に網をかけた方がいいと思います。もし、私が鳥取県知事でしたら営業自粛するしないは別にして、東京、大阪に行かないで、もっと言えば東京から来ないで、とお願いします。そういうことは、宣言が出ていた方が言いやすい。西村さんは『全国一律に夜8時までにする』と考えておられるから出さないんでしょうが、違うんです。宣言を出しても、中身はそれぞれの地域の状況によって違うんだ、と認識されたほうがいいんです」
と、今のコロナ対策担当大臣よりも、ぜんぜんよく分かってる。
さらに知事が緊急事態宣言の発令を求めている広島には「準じた措置を取る」と西村大臣が言ってることに、
「何が違うんですか? 同じことならわかりやすく宣言を出せばいいんですよね。どうしてこんな分かりにくいことをいちいち持ち出すんですかね。私ね、新聞読んで疑問に思ったんですけど、大手の新聞は何の疑問を持たないで報じてるんですね。『政府が準じた地域を決める』と。この番組はそれは『変だね』という疑問を呈する。新聞のみなさんは何の疑問を呈さないでそのまんま大本営発表を載せてる。最近、新聞のみなさんは思考力停止なんです。新聞は政府の発表をそのまんま垂れ流していて、この感染症の混乱を巻き起こすひとつの原因だと思います」
と、大手新聞批判までも繰り出す! となれば、もう、止まらない止まらない。
「緊急事態宣言とは主権の制限につながりますから、国会で議論する、真意を説明することがある。それは当然ですから。でも、それが面倒なのか? イヤなのか? 総理はだから行かないじゃないですか、議会運営委員会の報告の場へ。怠け心があると思います。宣言は出さないけど、お金だけあげるから黙っておいてねって。きちっとした手続きをしないでいい加減なことをしてる印象ばかりが残りますよね」
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