SMAP「4人での再結成」の機運高まる…ジャニーズへの忖度やめたテレビ局も積極起用か
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2017年にジャニーズ事務所を退所して以降、長らく業界から“干された”状態だった元SMAPメンバーで、現在は新しい地図として活動する稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾。地上波ではようやく昨年、稲垣がNHKの朝ドラ『スカーレット』への出演を果たしたが、今年は他のメンバーも地上波に完全復帰することで、“キムタク抜き“のSMAP再結成が現実味を帯びている。
16年1月の解散騒動以降、紆余曲折を経て同年12月に解散したSMAPは、17年に、木村と中居がジャニーズ事務所への残留を決めたものの、稲垣、草なぎ、香取の3人は退所した。
その後、SMAPの元チーフマネジャーだった飯島三智女史が設立した事務所に所属するかたちで、新しい地図としての活動をスタートさせた3人だったが、その直後から3人の地上波のレギュラー番組は次々と打ち切りとなり、彼らの活動の場はAbemaTVなどのネットメディアや映画、ライブなどになった。
「当初は完全に“干された”状態でしたが、その後、ジャニタレのスキャンダルが次々に発覚。極めつきは、主力タレントだった山下智久の“未成年女子ホテルお持ち帰り”事件で、ジャニーズ事務所に対する世間の風辺りが強くなった。事務所の足元がぐらつき始めて、テレビ業界でも、ジャニーズ事務所へ過剰に忖度し、3人の起用を控えてきたというこれまでの空気が変わってきたんです」(番組制作会社プロデューサー)
また、ジャニーズ事務所の創設者である故・ジャニー喜多川さんが亡くなった直後の19年7月、公正取引委員会がジャニーズ事務所に対して、「民放テレビ局に3人を出演させないように圧力をかけていた疑いがある」として注意していたことをNHKが報道。当初、テレビ業界に変化は見られなかったが、以降、NHK側は対応を変え、昨年には稲垣を朝ドラ『スカーレット』に出演させた。
「昨年8月には、AbemaTVで退所から現在までを振り返った香取が、『3年ぐらい経つんですけど、本当にこんなにテレビに出られないんだなって』と発言。視聴者によるテレビ局への批判の高まりを受け、民放の流れも変わりました」(前同)
そして2021年。
1月からは香取が、連続ドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人“対策室~』(テレビ東京)で主演。2月からは草なぎが、NHK大河ドラマ『青天を衝け』に徳川慶喜役で出演する。
ようやく地上波への復帰を果たすことになるが、ここにきて、“キムタク抜き“のSMAP再結成まで囁かれているという。
「元旦に生配信されたネット番組『7.2新しい別の窓 元日スペシャル』で、元SMAPのメンバーでオートレーサーの森且行が出演して、“(SMAP解散前の)5人の旅行(の番組)見て、すごく感動したのね。あれ、4人でやりたいなっていう“と発言したんです。“4人”というのは、中居正広も入れて、ということですよ」(芸能ライター)
さらに、すでに4人の再結成を睨んで、獲得に動き出しているテレビ局もあるという。
「16年12月にSMAPが解散した時も、大晦日にキムタク抜きで森が加わって、打ち上げをやっています。それ以降も、3人は残留した中居と連絡を取り合っていた。そんな中居も、昨年2月にジャニーズ事務所から独立し、もはや誰にも遠慮する必要はありません」(前同)
4人の活躍もさることながら、再結成のカギを握る、SMAPの元チーフマネジャー・飯島女史の動向から目が離せない。
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