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日刊サイゾー トップ > 社会 > 政治・経済  > 野田聖子の足元揺らす保守分裂が勃発

野田聖子、“将来の女性首相最有力候補”の足元を揺さぶる岐阜県知事選の保守分裂

野田氏の進退問題にも発展?

 県政界関係者もこう話す。

「野田さんは今回、知事選の一本化ができなくなると、手のひらを返したかのような老害発言を口にしました。もし老害を言うなら、5期目を狙う古田知事こそ批判の対象になるはずでしょ。なのに野田さんの矛先は県議団に向かい、場外乱闘を引き起こしてしまった。これに、野田さんの後援会も反発しましたし、野田さんが推す古田知事の足元でも大変な問題が起きています」

 前述の通り、野田氏の後援会会長企業が反旗を翻して新人の江崎候補を推す動きを見せているほか、古田知事の影響下にあるはずの岐阜県庁でも県職員組合が全会一致で江崎候補を推す決定をしたという。現職知事に対して県職員が一斉に「NO!」を突きつけるのは、前代未聞の事態だ。別の県政関係者が言う。

「たしかに、古田知事に反発する動きは徐々に起きていますね。でも、県内の市長や町長たちのほぼすべてが知事の支持を表明していますから、いまのところ、現職知事の古田さんが優勢に立っているのは間違いないでしょう。7日の公示日以降、新人・江崎さんの名前が県内に浸透するのかどうかがカギとなっています」

 選挙の結果次第では、野田氏の進退問題にも発展しかねないという岐阜県知事選。たかが地方選と高をくくらず、その行方を注視したい。

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にっかんさいぞー

最終更新:2021/01/13 17:00
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