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日刊サイゾー トップ  > 豊洲、災害リスクは?
不動産価格の高騰、ついに潮目がきた!不幸にならない再開発の街購入(豊洲編)

再開発エリアの最前線の豊洲! 利便性よく人口増加継続も…不安はやはり災害リスク?

5.豊洲の地盤や災害の影響は?

 豊洲の不動産を購入するうえで、最大の懸念材料になるのが海に隣接していることによる災害と埋立地であるがゆえの地盤のゆるさだと思います。せっかく満足のいく不動産が買えても、災害に弱いのでは魅力が激減してしまうのは当然です。

 そこで、ここでは豊洲の地盤の固さや災害が起きた時の被害想定を確認していきます。重要なので、最後まで確認するようにしてください。

5-1.豊洲の地盤は東京23区で一番ゆるい

 地盤に関する調査や分析などを行っている地盤ネットホールディングス株式会社が16年に発表した「東京都市区町村 いい地盤ランキング」のデータを基に、豊洲の地盤について確認していきます。まずは、下記の画像をご覧ください。

引用:地盤ネット
https://prtimes.jp/i/20705/88/resize/d20705-88-774127-1.png
https://prtimes.jp/i/20705/88/resize/d20705-88-486140-2.png
【判定】
緑:80点以上(安全)黄:55点以上(普通)赤:55点未満(注意)

 

 こちらのランキングは、地盤ネット独自の調査データと国土地理院が発表している「浸水リスク」、「地盤の揺れやすさ」、「土砂災害リスク」、「液状化リスク」の合計5つのデータを参考に100点満点で算出したものです。上記の表を見ると分かる通り、豊洲がある江東区は23区の中でも最も点数が低く、地盤に注意が必要な地域であることが分かります。

 さらに、埋立地や海が隣接している地域であることも考慮すると、災害時の液状化や浸水リスクは避けられないのも事実です。そのため、30年以内に70%の確率で起こると不安視されている「首都直下型地震」が発生した場合、豊洲も大きな被害を受ける可能性があります。

5-2.豊洲のハザードマップや対策

 ここでは、豊洲が災害時に受ける可能性のある被害について確認します。下記の画像は、災害が発生した時のことを想定して江東区が作成した豊洲エリア周辺の「江東区防災マップ」です。

引用:江東区防災マップ
https://www.city.koto.lg.jp/057101/bosai/bosai-top/higoro/topics_0001.html
https://www.city.koto.lg.jp/057101/bosai/bosai-top/higoro/documents/bousaimaperia4.pdf
https://www.city.koto.lg.jp/057101/bosai/bosai-top/taiou/guide_7068_7085.html

 豊洲がある江東区の「防災情報」によると、災害などによる「大きな津波に襲われる可能性は極めて低い」と発表されています。その理由は、12年に東京都防災会議で発表された「首都直下型地震等による東京の被害想定」で算出された江東区が被災する津波の高さは、最大78センチ満潮時に発生、最大潮位T.P.+ 1.75メートル)だからです。

 一方、江東区の東京湾内湾に設置されている防潮堤の高さがT.P.+4.47メートル~+6.87メートルと想定される津波の高さを大きく上回ります。そのことから、津波による被害はほとんどないと推測されているのです。

 また、万が一、防潮堤を超える高さの津波がきた場合や隣接する隅田川の氾濫に備え、エリア別に避難所などを明確に記載したハザードマップを公開しています。津波などで被害をもたらす可能性は低いかもしれませんが、必ず確認するようにしておいてください。

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