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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 大久保佳代子の哀愁、ギャラクシー賞レベル!?

『相席食堂』地元を訪れた大久保佳代子が晒す虚無の表情 芸人の哀愁はギャラクシー賞モノ!?

「こんなん、ギャラクシー賞とれるわけないやん!」(ノブ)

「こんなん、ギャラクシー賞とれるわけないやん!」(ノブ)

 身を削ったギャグを言い終え、同級生に対して「ごめんね、こんな仕事してて」と謝罪した大久保。そして、彼女はサッと同級生に背を向けた。その瞬間の大久保の表情は、やはり悲哀に満ち満ちていた。それどころか、まるで泣き顔だった。

大悟 「泣いたな。泣いたんよ。今回は泣いたんよ」
ノブ 「『泣いた赤鬼』みたいに、泣いた大久保」

 このテンションのまま、なんと大久保は出身高校にまで足を運んだ。学校にはお世話になった恩師がいるし、今の大久保より年下の先生だっている。酔いどれの大久保はペットボトル焼酎を片手に若き男性教育者へ言葉をかけた。

「若いー! こんなになってるの、今? ちんこピンピン!」(大久保)

 新年一発目の『相席食堂』、上っ面だけなぞるとゲス回に思えたかもしれない。でも、芸人のプロ意識と哀愁はコインの表と裏の関係性だと明らかにした今回は密かに意義と見応えがあった。「ある意味、ギャラクシーかもな」というノブの総括に同感である。

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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最終更新:2021/01/08 06:00
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