氷川きよし以外はインパクトなく…NHK紅白歌合戦から演歌枠消滅!? 来年はさらなる縮小か
#氷川きよし #NHK紅白歌合戦
2020年おおみそかに史上初の無観客で開催されたNHK・紅白歌合戦だが、例年よりも出場歌手枠の偏りがみられた。
「白組20組、紅組21組が出場したが、白組はメンバーの新型コロナ感染が原因で出場を辞退したSnow Manを含み7組がジャニーズ事務所。さらに、全体のうちなんと13組がソニー・ミュージックの所属歌手。そのうち、白組の鈴木雅之、紅組のmiletは明らかにほかの歌手とのバーターでなければ、出場は難しかった。さらに、NHKと関係が深い芸能プロ・アミューズの枠で福山雅治、星野源、perfume、初出場のBABY METALの4組。ほとんどの出場歌手が何らかの“特定枠”にハマっている」(音楽業界関係者)
出場歌手たちがジャニーズ枠、ソニー枠、アミューズ枠のいずれにも当てはまらなかったのが演歌枠。今年は白組が五木ひろし、氷川きよし、山内恵介、三山ひろしの4組、紅組が天童よしみ、石川さゆり、坂本冬美、水森かおりの4組で計8組が出場した。
「氷川、三山、石川以外は前半にラインアップされ、前半のトリはなんと五木。後半の視聴率は昨年から3.0ポイントアップの40.3%で2年ぶりに40%超え。しかし、前半はおととしよりも0.5ポイントダウンの34.2%。演歌勢のところでチャンネルを変えられたのでは、と推測できる」(芸能記者)
この結果を受け、今年はさらに演歌枠が削られることになりそうだというのだ。
「ヒット曲や話題性からして、出場の基準を満たしているのは氷川ぐらい。それでも、五木は最多出場記録を更新中で本人が“勇退”を申し出るまでは大丈夫との見方が強い。石川は終盤の“風物詩”となっているし、今年のNHKの大河ドラマ『麒麟がくる』への出演も果たしただけに落選はないだろう。三山なんかは毎年、けん玉のギネス記録に挑戦しているが歌を聞いているというよりは……という関係者の声もあり、落選の可能性も出てくる。残るのは紅白合わせて5~6組か」(同)
ネット配信が音楽界の主流に移行していることもあり、演歌勢の紅白出場の“ハードル”はますます高くなりそうだ。
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