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日刊サイゾー トップ > カルチャー  > ドラクエ3を22分で攻略!? RTA Japanハイライト

FF15を31分、ドラクエ3はホットプレート活用で22分でエンディング!驚愕の連続だったRTA in Japan 2020ハイライト

おさわがせゲームのファイナルソードは同接6万人超え!

 2020年7月2日にNintendo Switch版のダウンロード販売が開始された『ファイナルソード』は、ある種正統派のクソゲーで、ゼルダの伝説シリーズのBGMを無断で使用していたことが発覚し、同月6日に配信停止となった2020年を代表するおさわがせゲーム。

 このタイトルのRTAも行われた。そもそも、持っているユーザーが少数な上、RTAに影響があるゲームのアップデートを避けるためにSwitchをオフラインにし続けて望むという、一般プレイヤーにはこの時点で理解できない状況。

 しかし、物珍しさもあって、これまで開催されてきたRTAでは超えられなかった5万人同時接続の壁をあっさり更新し、一時は6万人超えの記録を達成。『ファイナルソード』の次のRTAタイトルは『ゼルダの伝説 時のオカリナ』だったのだが、1万人以上の視聴者がいなくなるという事象からも、このおさわがせタイトルの注目度が窺える。

 RTA参加までの流れは、こちらのページで確認できる。アーカイブと合わせて確認するとより味わい深くなるだろう。

 RTAに参加する方々は「走者」と呼ばれるが、いずれの走者も各タイトルに並々ならぬ愛情を持っており、知識と熱量は半端ないものを感じる。ゲームの新しい文化として、確実にRTAが根付き始めているのを感じる。2021年もゲーマーを驚かせてくれるスーパーRTAに期待したい。

辻 英之(編集者)

起きてる間が営業時間のプロ編集者。ゲームメディアの編集長、IT企業での経験を活かし、デジタルエンターテイメント分野記事を中心に寄稿中。ビジネスジャーナルでは『オレの周りはゲームばかり』を連載中。

つじひでゆき

最終更新:2021/01/06 12:52
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