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日刊サイゾー トップ > カルチャー  > ドラクエ3を22分で攻略!? RTA Japanハイライト

FF15を31分、ドラクエ3はホットプレート活用で22分でエンディング!驚愕の連続だったRTA in Japan 2020ハイライト

 毎年夏と冬に行われているゲームイベント『RTA in Japan』。ゲームファンなら知っているこのイベントは、RTA(Real Time Attack:リアルタイムアタック)というジャンルで、海外では「Speedrun」という名称で親しまれている。

 ゲームを最初からプレイし、いかに早くクリアできるかを競うこのイベントは、直近では去る2020年12月27日~31日にかけて実施された。例年、冬の開催はオフラインイベントとなるのだが、新型コロナウイルスの影響で夏に続いてオンラインでの開催となった。毎回、予想を覆すようなことが起こる本イベントだが、この冬も驚愕の連続だった。

ホットプレート活用でドラクエ3の世界新記録

 開催初日の2020年12月27日にいきなり飛び出した世界新記録が、「ファミコン版 ドラゴンクエスト3」を22分7秒でクリアというもの。なんのことだかさっぱりわからない方もいると思うが、内容はこうだ。

 ドラクエ3の「電源ON/OFFバグ」を利用した今回の世界新記録。このバグの詳細についてはこちらのページを参照してほしい。簡単に要約すると、意図的におかしなセーブデータを引き当て、開始直後から最終ダンジョンへ向かうなどの離れ業を実現するもの。

 このバグを利用したセーブデータを引き当てるには、ファミコン本体の個体差を考慮した上で、温度管理が重要であることが判明。そこで、理想的な温度管理をするためにホットプレートを活用したというわけだ。本体による個体差があるため、大量のファミコン本体を買い込んで臨んだようだ。

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