古田敦也は関係者から嫌がられている? ヤクルト臨時コーチに就任で現場復帰の思惑
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プロ野球・東京ヤクルトスワローズOBの古田敦也氏が、今年2月に沖縄県浦添市で行われる予定の春季1軍キャンプに臨時コーチとして参加する見込みと報じられた。実現すれば14年ぶりにグラウンド復帰することとなる。
昨年就任した、高津臣吾1軍監督とは現役時代にバッテリーを組んだ仲。今年5月にはテレビ番組でリモート対談。長年、チームが低迷する要因である投手陣、捕手陣の再建について熱く意見交換ししていた。
古田氏は2007年に選手兼任監督として現役を引退、その後監督も退任してからは指導者としてユニフォームを着ることはなくテレビ中継の解説者や、高校野球番組のキャスター業など現場から離れたところで野球界を見守る時間が長かった。
「以前は東北楽天ゴールデンイーグルス、福岡ソフトバンクホークスの球団幹部と接触していたことがプロ野球界内で情報として流れるなど、2球団の次期監督候補として名前が出た時期もありました。
一方で、世間の爽やかで知的なイメージとは違い、プロ野球界では選手、関係者の信頼をなかなか得られにくい球界OBの1人としてイニシャルトークで名前が挙がったときもあるほど、ギャップある人物だと噂が立てられたこともありました。ただ、時間をかけてグラウンド外からいろんな野球を見たことで、さらに指導者としての引き出しは増えた。今、臨時コーチをやれば再び他球団での監督業復帰にも道筋が立てられます。
これまで、臨時コーチの話がなかなか出なかった理由としては、一度監督業をやっているため、なかなかいちコーチとして現場復帰するには難易度が高い。その中で今回、盟友の高津監督のオファーならと臨時コーチが実現しそうな流れですね」(プロ野球関係者)
打撃部門では2001年のヤクルト優勝時の監督だった若松勉氏が同じく臨時コーチを務め、古田氏とともにタッグを組んでチーム再建を手助けする。故・野村克也元監督から学んだ「ID野球」を今の選手に伝授するためにも、古田氏の手腕に注目が集まる。
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