プロ野球戦力外通告「#最低広島」演出に球界関係者が激怒!
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元巨人の中継ぎ、田原誠次投手が29日夜に放送された『2020プロ野球戦力外通告』(TBS系)に出演。その内容を巡って物議を呼んでいる。
番組では12月7日に開かれた「12球団合同トライアウト」に向けて奮闘する家族の姿に密着。トライアウト当日やその後について詳細を報じた。話題となったのは、田原と10歳になる長男の会話。現役続行を強く希望する子供が「最低(でも)広島(カープに決まって欲しい)」と発言したことで「カープを下に見ているのか」といった趣旨の書き込みがあった。
これに田原の家族が管理していると明記されたツイッターアカウントでは「#最低広島」のハッシュタグとともに今回の経緯を説明。
「母息子は福岡で生まれ育ちました。今回の戦力外により東京を離れ、福岡に戻り住むことになりました。田原は単身赴任することがほぼ確定しています。パパが大好きな息子はなるべく近くにいて欲しいという意味での発言でした。勘違いされるような内容では断じてありません」と綴っている。
こうした一連の反応に対しては、ネット上のみならず、関係各所から「悪意ある編集」などと批判が集まっている。
実際に番組を見たプロ野球OBは「テロップでも何らフォローされておらず、あれでは田原の家族がかわいそう。九州にルーツがある人なら、あの発言が決して悪口ではないというのは理解できると思うが、そうでない人もいる。しかも、発言主は小学生。年明け、学校でイジメに遭う可能性もあり、そこをちゃんとフォローしないといけない。TBSも何年、同じ番組を放送しているのか。こういった批判が起こることが予測できなかったのか?」と激怒している。
かつて、同番組のオファーを受けた球界OBによると「選手の知名度にもよりますが、ほぼ2カ月近く密着され、ギャラは20万円程度を提示されました。ただ、四六時中自宅に居座られて、さらにお涙頂戴の演出や質問をスタッフからされることも先輩から聞いていており、基本的には『出ない方が得策』というのがこのところの球界の常識。近年は密着出演を断る選手が続出しており、TBS側も人選にかなり難航している」
もはや年末の風物詩となったプロ野球選手のクビ番組だが、そこそこ名前が知られた田原の件をきっかけに、さらに選手に悪評が回り協力する者がいなくなることは避けられない。
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