東京五輪中止加速か!?新型コロナ、猛烈拡大でアスリート特例が一部ストップ!!
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来年夏に延期となっている東京五輪の開催が、中止に追い込まれる可能性がじわじわと浮上している。
五輪関連の国際大会・強化合宿に参加予定の海外の選手やその関係者について、入国を特例で認める措置を、政府が一部の国に対してストップさせることが報じられたからだ。
報道によると期限は来年1月末日までとされているが、変異種が発見された新型コロナウイルスが絡んでいることは言うまでもなく、イギリスや南アフリカなどが該当地域となる。変異種は日本国内でも確認されており、今後世界の他国に広がることも考えられ、この措置を受ける国やエリアがさらに増えることも予想される。
五輪関係者は「もっとも困るのは海外遠征で試合をこなす日本人選手たちでしょうね。現在は自主隔離による待期期間を設けずに帰国後すぐ、練習などを再開できますが、そういったことができなくなる。これはコーチなどの指導者、帯同している関係者も同じ扱いとなる。事実上、海外での試合や練習が一切できなくなったわけだが、今後、さまざまな形で影響が波及する恐れがある」と警戒を強めている。
そもそも、同関係者の間で「五輪中止がより現実味を帯びきた」と感じだしたのは先日、来年2月下旬に韓国・釜山で開催が予定していた卓球の世界選手権が、新型コロナウイルス感染拡大を受けて中止となったことが大きい。
「卓球は五輪出場者がすでに決まっている種目ですが、まだ決まっていない種目もたくさんある。さらに、日本人選手の選考は終わっていても、ほかの国の代表が決まっていない種目も半数近くあると言われています。正直な話、あと半年足らずで感染拡大がおさまり、何ら問題のない状況で予選や選考会ができるとはとても考えにくい。卓球の世界選手権中止は他競技の関係者もかなり関心が高いニュースだった」(同)
日本国内で今後、影響が考えられるのはプロ野球、サッカー選手の助っ人外国人選手の扱いになる。
プロ野球OBは「今年の春、新型コロナウイルス感染拡大第1波のときにはソフトバンクホークスのデスパイネ、グラシアルなどのキューバ出身の選手の入国日程の目処が立たず、最終的に来日して1軍に合流できたのは9月になってからでしたが、来年はそれが他の球団にも影響が出る可能性がある。チームによっては大きな打撃を受けるところもあるだろう」と話している。
五輪から国内のプロスポーツまで、コロナ禍がおさまらない限り平和な日々は訪れない。
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