東京進出寸前の「見取り図」 大阪よりも東京でこそブレイクしやすい理由
#お笑い #吉本興業 #M-1 #芸人 #見取り図
多様なスタイルの漫才師が集まり、大混戦となった『M-1グランプリ2020』。優勝した「マヂカルラブリー」はもちろん、ファイナルラウンドに進出した「おいでやすこが」「見取り図」もブレイク必至と言われている。
そんななか、現在大阪を拠点に活動している見取り図が、いよいよ東京進出に向けて動き出しているという。
「まだ、具体的な話は明かされていませんが、本人たちの東京進出の意志は固まっている様子。早ければ、今年の春にも上京するかもしれません」(芸能事務所関係者)
飄々とした雰囲気でクールにボケるリリーと、ハイトーンボイスでツッコむ長髪&巨漢の盛山晋太郎からなる見取り図。結成は2007年で、渡辺直美、ジャングルポケット、さらば青春の光などが同期にあたる。
「見取り図はネタも平場のトークもいける実力派で、2人ともオールラウンドプレイヤー。東京のバラエティ番組でも、問題なく活躍できると言われています。特に盛山は、イジればイジるほど鋭いツッコミが返ってくるタイプで、まさに東京のバラエティ番組では求められている人材。むしろ東京向きの芸人じゃないかとすら思いますよ」(構成作家)
大阪芸人の中には、少なからず“東京コンプレックス”を抱いている芸人もあり、東京の空気に馴染めないパターンも珍しくない。
「見取り図の2人は、東京の劇場にもよく出ていて、東京芸人との交流も多い。大阪芸人特有の“トガリ”もないので、今すぐにでも東京でやったほうがいいと思います。バラエティ番組に出て2人の人間性が全国区で知られるようになれば、漫才ももっとウケるようになるはず。M-1優勝を本気で狙うなら、上京するべきだとも言われています」(前出・芸能事務所関係者)
先輩であるかまいたちと仲がいいことも、見取り図にとっての大きなメリットとなっている。
「特に濱家とリリーが仲がいい。見取り図が、東京でかまいたちと絡むことがあれば、間違いなくオイシくなります。おそらく東京では盛山のほうに注目が集まるので、そうなったらリリーが“じゃない方”みたいな扱いになってします。そこで、濱家と絡むことで、リリーの面白さもどんどん伝わっていくことになるわけです。見取り図にとって、東京にこそ売れる条件が揃っているんです」(同)
もはや、上京するしかなさそうな見取り図。M-1制覇の最終拠点は東京となりそうだ。
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