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日刊サイゾー トップ > 海外  > 中国ハイテク先端都市は楽園かソドムか

日給1600円で衣食住+女性も買える⁉ ハイテク先端都市・深圳に集う中国の若者たちのお気楽生活

800円で公園の女性を買う

 彼らは今も、臨時雇いの仕事や修理工、配達員、建築現場などの日雇い仕事をして、1日で100元(約1600円)ほど稼ぐと、1泊8元(約130円)のネットカフェに寝泊まりしながらゲームに明け暮れ、ご飯は1食2元(約32円)ほどの激安の食事で命を維持している。そして時には、近くの公園にいる女性を相手に30~50元(約480~800円)ほどで性欲を満たしているのだという。

 そんな、よく言えばお気楽、悪く言えば堕落した生活を続ける彼らが暮らす地域から、アップルのiPhoneなどを製造している台湾企業フォックスコンの工場までは2~3kmほどの距離しかない。そこで生産されているものは時代の最先端機器だが、その周辺でうごめく多くの若い労働者たちは、こうしたその日暮らしを続けているのだ。

 彼ら「三和ゴッド」たちを飼殺しにするハイテク都市は、果たして楽園なのか、それともソドムなのか……。

佐久間賢三(ライター)

前職の関係で10年近く中国で生活し、その後フリーライターに。得意分野は中国のおバカネタ、エロネタ。

さくまけんぞう

最終更新:2021/01/01 10:00
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