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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > 望月歩、月9『朝顔』で存在感見せる

月9『朝顔』で存在感見せる望月歩 大河・朝ドラまでこなす若手俳優、21年の展望は?

売れてるポジションに行きたい!

月9『朝顔』で存在感見せる望月歩 大河・朝ドラまでこなす若手俳優、21年の展望は?の画像3

──望月さんは2014年に俳優として本格デビューして以降、さまざまな作品に出演してきました。なかでも印象に残っているのはどの作品でしょうか?

望月:映画デビュー作となった映画『ソロモンの偽証』は特に印象的です。この作品に出演するにあたって、演技のワークショップをしながら役について掘り下げていく方法をしっかりと教えてもらいました。それまでも、レッスンなどで学んだ役作りの方法を自己流にやっていたのですが、この作品でちゃんとしたやり方を学ばせてもらったことが、その後の俳優人生の糧になっています。

それに『ソロモンの偽証』には同じ年代の役者たちがいっぱい出ていたんです。仲間というか同期というか、そんな感じが味わえる現場だったのも印象深いですね。特に板橋瑞希や若林時英、藤野涼子なんかは同期っていう意識が強いですね。

──2020年は大河ドラマや朝ドラ、月9への出演も果たし、俳優としての環境も激変した1年でした。そんな環境の変化に戸惑うことはなかったのでしょうか?

望月:自分としてはそんなに環境が変わったという意識はないんです。もちろん、それらのドラマに出るのは昔から夢ではありましたが「目標を達成した」とは思っていません。憧れの現場に入ってさまざまな俳優さんたちの演技を見ていると、これまで目標としてきたことの「奥」が見えてくるんです。

──では、今見えている「奥」とは?

望月:もっと売れてるポジションに行かなきゃいけないと思っています。多くの人に見てもらえたり、自分が尊敬する人々と関わるようないい作品やいい役は、売れている人のところに行きますよね。そんな作品や役を捕まえるためにも、もっと頑張らないといけないです。

──望月さんが一緒に仕事をしたい尊敬する方々とは?

望月:たとえば今泉力哉監督。先日、今泉監督の『his』を見たら、とてもいい映画だったので、ぜひいつか一緒に仕事をしたいと思いました。俳優ならば、大河ドラマでご一緒している染谷将太さんですね。染谷さんの演技を見ていると、言葉のひとつひとつの重さが伝わってくるんです。
──ところで、演技について熱く語ってもらっていると、トークが下手っていう印象がないですね。

月9『朝顔』で存在感見せる望月歩 大河・朝ドラまでこなす若手俳優、21年の展望は?の画像4

望月:え、本当ですか? 嬉しいです!!

──はい、全然問題ないですよ。むしろお上手です! 

望月:いやあ……。こういう時に、いい感じの返しができないんですよね……(苦笑)。

(プロフィール)
望月歩(もちづき・あゆむ)
2014年放送のWOWOWドラマ「埋れる」で本格的デビュー。15年公開の映画「ソロモンの偽証」での怪演が話題になり、その後ドラマや映画での活動を拡げていく。19年には主演映画「五億円のじんせい」「向こうの家」が公開。ドラマでは「3年A組-今から皆さんは、人質です-」にレギュラー出演。その勢いのまま20年は10作品以上の出演作が放送された。
来年は出演作であるCX「監察医朝顔」、NHK「麒麟がくる」、MBS「夢中さ、きみに。」が放送される。

萩原雄太(演出家・劇作家・ライター)

演出家・劇作家・フリーライター。演劇カンパニー「かもめマシーン」主宰。舞台芸術を中心に、アート、カルチャー系の記事を執筆。

Twitter:@hgwryt

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はぎわらゆうた

最終更新:2022/10/19 20:15
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