チェン・ウェインを大金積んで強奪! 阪神がなりふり構わず助っ人補強連発
2020/12/29 10:00
#プロ野球 #阪神タイガース #オリックス #チェン・ウェイン
プロ野球の阪神タイガースが矢野燿大監督契約ラストとなる2021年シーズンに向けて、外国人選手補強に札束をはたいている。22日には前千葉ロッテマリーンズのチェン・ウェイン投手を年俸2億1000万円の2年契約(金額は推定)の破格契約を結んだ。
中日ドラゴンズ、米大リーグでも活躍したサウスポーは今年9月、千葉ロッテで日本球界に復帰。好投する試合もあったが1勝も記録できなかった。12月に入り、千葉ロッテの保留選手名簿から外れて自由契約選手公示されると、速攻で口説き落とした。
チェンは「阪神球団の誠意や素晴らしい環境に感動した。優勝をめざして頑張ります」と話したが、プロ野球OBは「今年のチェンの推定年俸は3000万円。それが一気に億に乗って複数年契約ですからね。活躍してもしなくても、この金額がもらえるなんて、本人や代理人は笑いが止まらないでしょう。今年限りで阪神をクビになり、オリックスに移籍した能見篤史投手が長年つけていた背番号“14”もいきなり与えた。選手に対するリスペクトも何もないのでしょうね」と皮肉る。
球団幹部はチェンについて「まだまだいけるというようにみえた」と話しているそうだが、これには「来年7月には36歳になるベテランで、普通に考えて活躍できても1年が限界。それに大枚をはたくあたり、よほど切羽詰まってるとしか思えない」と反論した。
所属選手には冷遇したり、運営側には選手からも批判の目が向けられているというが……大金をドブに捨ててしまったなんてことにならなければいいのだが。
最終更新:2020/12/29 10:00
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