年越し蕎麦はカップ麺で無問題! 名店再現系の“本格”カップそば3選
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真っ赤な紅生姜天ぷらが強烈! ヤマダイ「名代富士そば 紅生姜天そば」
最後に紹介するのは、ヤマダイの「名代富士そば 紅生姜天そば」240円(税別)。東京を中心に1都3県で展開する立ち食いそばチェーンで、東京都内ならどの主要駅にも大抵ある、関東の人なら誰もが知るお店です。
鰹だしを効かせた濃い醤油味のつゆで、雑味がないためストレートに醤油の濃さが伝わります。駅のホームや繁華街を歩いていると鼻をくすぐってくる立ち食い蕎麦や駅蕎麦の最大公約数的な味わいのよう。東日本の人ならば、この醤油の強さに郷愁を覚える場合が多いのではないでしょうか。
ストレートな醤油味に、唐辛子の辛味を強めに効かせることで、醤油のキレを増幅させています。卓上の小瓶の一味を勢い余って入れすぎてしまったような辛さでした。辛いものが苦手な人は注意が必要なレベルかもしれません。
上記2商品や定番カップ麺のどん兵衛や緑のたぬきなど、カップ蕎麦で使われている麺は油揚げ麺が多いですが、この商品はノンフライ麺を使用。気泡が多く含まれる油揚げ麺では得難いコシがあり、色は薄いですが香りも強いです。
そしてなんと言ってもこの紅生姜天。食べ物の例えとして相応しいかはわかりませんが、ラフレシアみたいですねかき揚げタイプの大きな天ぷらで、大きさも赤い色も強烈なインパクトです。紅生姜の味も強く、本来なら味全体を支配してしまいそうですが、今回はつゆの味が濃いため、ちょうど良いバランスになっていました。
忙しい年末、年越しに重宝する名店再現系カップそば
年越し蕎麦に最適なお店の味を再現したカップそばを3品ご紹介しました。正統派の「神田まつや」、ラー油と肉たっぷりで今風な「狸穴」、そして濃い醤油と紅生姜天が強烈な「富士そば」とバラエティに富んでいます。今年は苦労も多かったはず。年末くらいちょっと手抜きして、カップそばでまったりとした年越しも悪くないのではないでしょうか。
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