元芸人が「M-1 2020」を徹底分析!マヂラブが見せた2つの“漫才コントの型”
2020/12/25 18:00
#お笑い #芸人 #M-1グランプリ #マヂカルラブリー
審査員も公正な審査を!
最後にもうひとつ、どうしても気になった点を伝えたい。
点数発表後、審査員のコメントで「去年より……」「前に見た時より……」「普段から良い漫才をしている」といったフレーズが目立った。これは審査員たちが事前に出場芸人の一部についての情報を知っている上で、審査をしていることとなる。
つまり認知される程の情報が無かったり、初登場の漫才師は不利になり、同等の審査をしてもらう為には複数回決勝に残るか普段から同じ現場にいなければいけないという事になる。それは果たして正しい審査と言えるのか?
過去と比べての成長や、その成長に伴った努力を美談とし、審査の点数が上がることに違和感を感じている人はほとんどいないように思えたが……。
目の前で行われている一発勝負の漫才を評価するという、正しい審査の在り方になることを願っている。
だいぶ長いコラムになってしまったが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
来年も実力のある漫才師たちの戦いを期待しています。
そして、大会終了後に毎度繰り広げらえる「お笑い論争」に一言
「漫才に形を求めるんじゃないよ。うっとおしいなぁ。」
ウエストランド風のこのセリフは僕には似合わない。すみません。
最終更新:2020/12/25 18:09
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
5:20更新
イチオシ記事
現役ヤクザも視聴する78歳の元山口組顧問弁護士・山之内幸夫が「アウトロー系YouTuber」に大転身した驚愕の理由