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日刊サイゾー トップ > カルチャー  > 2020年、HIKAKINを押さえて1位に輝いた実況者は?

2020年は約3割のゲーマーが視聴したゲーム実況、2位のHIKAKINを押さえて1位に輝いたゲーム実況者は?

実況で人気のゲームタイトルはやっぱり…

 一方、人気のゲームタイトルはどうだろうか? こちらは大方の予想どおり、『あつまれ どうぶつの森』が1位となった。シリーズ最新作+巣ごもり需要で人気を博した本作は、無人島に移住して自由気ままに生活し、どうぶつたちとの交流を楽しむ2020年を代表するヒットゲームだ。


 オンライン機能に対応し、ともだちの島に遊びに行くソーシャル要素が受け入れられ、数多くの実況者がピックアップ。実際、支持者からは「いろんな島の実況を見たいと思ったから」「島を開拓していく過程が、個性が出て面白いから」という声が上がっている。

 2位は根強い人気で「マインクラフト(Minecraft)」となった。俗に言うサンドボックス型ゲームの代名詞的タイトルで、ストーリークリアのような明確な目的はないものの、プレイヤーの裁量で自由に遊べるゲームだ。もちろん、他プレイヤーと同じ世界で遊ぶマルチプレイも実装されている。

 自由度が高いゲームなので、「実況者によってアイデアが面白い」「マイクラでの企画が面白いから」というゲーム実況者の「色」が反映されるコンテンツが人気を支えていることがわかる。

 3位はバトルロイヤルゲームの「フォートナイト(Fortnite)」。基本プレイ無料で遊ぶことができる上、家庭用ゲーム機やスマホなどの幅広いプラットフォームに対応。ゲーム性の高さはもちろんのこと、アーティストのゲーム内ライブイベントも話題となった。

 そのほか、怖がる様子を楽しむ「ホラーゲーム実況」でよく使用されたバイオやDbD、先日100万本セールスを達成したばかりの桃鉄などもランクインしている。

 2021年はPS5のさらなる拡大とキラータイトルの登場が期待されており、プレイに加えて視聴でも新たなコンテンツが楽しめそうだ。

辻 英之(編集者)

起きてる間が営業時間のプロ編集者。ゲームメディアの編集長、IT企業での経験を活かし、デジタルエンターテイメント分野記事を中心に寄稿中。ビジネスジャーナルでは『オレの周りはゲームばかり』を連載中。

つじひでゆき

最終更新:2020/12/26 08:00
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