坂上忍、閣僚の飲み会を擁護する政策アナリストに激怒！ 今日も話を遮り詰め寄る

　24日放送のフジテレビ『バイキングMORE』でMCの坂上忍が、政策アナリストの石川和男に厳しく詰め寄る場面があった。

　この日の放送では、新型コロナウイルス分科会の尾身茂会長が参院内閣委員会の閉会中審査に出席し、「5人以上の会食は控えて欲しい」と訴えた17日の夜、橋本聖子五輪担当相が、6人で飲酒を伴う会食をしていたことを報じた「週刊文春」（文藝春秋）の記事について特集。

　政策アナリストの石川和男はこの件について「橋本さん大臣で毎日お忙しくて、なかなか大臣みたいな仕事をしていると、いろんな情報ってたぶん我々ほど入って来ないんですよ」と前置きし「大臣みたいな偉い人は秘書官っているんですよ。公式に、何人か付いてるんですよ。そういう人がね、“いや大臣、今5人以上はまずいっすよ”」と助言すべきだと橋本大臣を庇うコメントをした。

　坂上はこれに「いや、でもね。申し訳ないけど大の大人がですよ、大臣やってていくら忙しいかわかんないですけど、この国難と言われてる中で、世間の空気がわからないじゃ、大臣やめた方がいいんじゃないですか」と冷たく言い放ち、さらに「そんなフォローの仕方いらないと思いますよ」と石川のコメントに苦言を呈した。

　菅義偉首相が14日に、二階俊博幹事長ら8人と会食をした件について「国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省している」とコメントをした翌日にこの会食が行われたことが紹介されると、「この総理の言葉も(橋本大臣は)知らないってことですか？」と石川に質問。

　石川は「だからたとえば、大臣が全部集まると閣議っちゅうんですよ、これ毎週必ず……」と話し始めたのだが坂上は答えになっていないことにヤキモキしたのか「あの、わかりやすく話していただいたほうがいいです！ 回りくどくじゃなくて」と言葉を遮り注意した。

　石川は今度は「総理のそういうものがたぶん伝わっていないか、ないしは、単純に甘く見ていたかとか、そういうことだと思います」と簡素に答えたのだが「でもね、ここは庇うわけじゃないんだけど」と切り出すと「大臣を支えるまわりの人がちゃんやんないと、こうなっちゃうんですよ。そうすると政府全体に響いちゃうので、これはまわりがちゃんとしなかったのが、僕は痛いと思います」とやはり橋本大臣を庇った。

　坂上は「じゃあまわりがちゃんとしてないからで、本人にはそんなに責任無い？」と詰め寄ると「上の人間が駄目だから下の人間も駄目なんじゃないですか、普通は。下の人間が駄目だったら上の人間の責任ですよ！」と冷たく言い放った。

　このやりとりにネット上では「久しぶりに坂上忍がまともなこと言ってキレてる」「坂上忍めっちゃええぞー」「坂上の意見がド正論」と坂上に賛同する声が上がっていた。

　しかし「あいかわらず坂上忍だな。意見聞いといてなんか違うと怒るって子供か」「まず人の話をさえぎるのをやめなさいよ」「偉そうすぎる」「坂上忍の威圧はじまった」など、坂上の態度を不快に感じる人も多くいた。

　いくら正論でも威圧的な態度の坂上には、視聴者も諸手を上げて賛同はできないようだ。