EXILE・世界が今年熱くなったアニメ・マンガ3選「劇場版『Fate』で見た季節外れの桜、心に染み入りました!」
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──2020年は新型コロナウイルスに振り回される一年だったが、それでもエンタメ業界は暗いムードの世間を盛り上げようと奮闘していた。ここではさまざまな分野の識者に、今年特に熱かった作品を総括してもらう。ここでは、マンガ・アニメ好きで知られるEXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBEのパフォーマー・世界氏に今年胸を熱くした作品について話を聞いた。
──今年特に感動した作品を3つ教えてください。
世界 やっぱりまずは『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』ですね。とてつもない映像作品だと思いました。すべてにおいてクオリティ、熱量、声優さん達の演技、音、歌、その全部が凄かったです。何回も見たくなるような細かいところの描写。声優さん達の細かな息づかいや、それに伴う劇伴や刀の音。いきなり無音になるようなシーンも印象的でした。“静から動”ではなく“静から激”といった、まさにとてつもない波が押し寄せる激しい列車にずっと乗っている感覚になる素晴らしい映画作品だったと感じました。
──ちなみに推しキャラや、印象に残っているセリフなんかはありますか?
世界 煉?獄杏寿郎です。こんなヒーロー居て欲しいなと思うような、明るく豪快なところが僕にとっては最大の魅力でした。知らないことははっきり過ぎるぐらい「知らない!」と言い切るところや、それでいて自分の不甲斐ない部分もすぐ認め、次に進むべき道やことをしっかり全力で命をかけて全うする姿は、とてつもなく愛おしくカッコいいです。映像化されて、さらに好きになりました。セリフひとつひとつを心に直接響かせてくるような日野(聡)さんの演技と、煉?獄という人物が本当に一心同体となって伝わってくるので、「頑張れ!」と思う気持ちと自分も頑張らなければという気持ちになります。
印象的なセリフでいうと「俺は俺の責務を全うする!!」などですね。あとは、(煉?獄の母)瑠火さんや、産屋敷耀哉のセリフも心に残っています。
──『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は今年話題になった作品のひとつでもありますもんね。では、そのほかの作品はいかがでしょうか?
世界 『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring song』です。Fateシリーズは全作大好きで観ていたりプレイもしていたのですが、一番好きなルートだったのでアニメ化を待ち遠しかったです。そんな「Heaven’s Feel」が完結する三部作目は、とても素晴らしかったです。士郎とのアーチャーとのシーンや、ライダーvsセイバーオルタのシーン、そしてイリヤがひたすらに愛おしく、桜ちゃんが幸せになれる。制作に携わった皆様のFate愛に満ち溢れた作品だったと感じました。公開日が新型コロナの影響で延期してしまい、春の公開には至らなかったのですが、季節外れの桜が逆にとても心に染み入り、今の時期だからこそ絶対に忘れない作品になりました。
──特に推しているキャラは?
世界 間桐桜です。桜ちゃんの儚さがとても魅力的だなと個人的には感じます。常に1人の人のことを想う気持ちや劣等感、全てにおいて本当に桜ちゃんは花びらのように儚い女の子だと僕は感じていたので、三部作を通して見た時に桜という人物がどれほど人を想い自分の本心や愛情、本当は言いたいけれど直接は言えない誰もが一度は抱えるもどかしさ、人としても恋する女の子としても桜ちゃんが本当に儚い存在だなと思うんですが、そうした部分がこの映画で半端じゃないぐらい丁寧に描かれていたので、桜ちゃんにめちゃくちゃ寄り添ってあげたくなってしまいます。
-マキリの杯-の姿となった桜ちゃんがとてつもない魅力を放っているので、桜ちゃんの二面性というか、桜ちゃんから感じる影の部分は観ていて爽快感を感じながらも足下からゾゾゾッとくる絶望感、喪失感を感じることができるので、そんな桜ちゃんがとても可愛いです!!「わたし最初から狂ってたんです」というセリフも印象的でした。そしてAimerさんの歌が素晴らし過ぎます。
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