木村拓哉がジャニーズJr.時代のイジメ告白
木村拓哉がジャニーズJr.時代に先輩から受けたイジメ被害を告白している。
発言があったのは、木村拓哉がゲスト出演した2020年12月23日放送『TOKIOカケル』(フジテレビ系)でのこと。
ジャニーズ事務所に入所した時期が近いTOKIOのメンバーと、お互いがデビューする前の思い出話に花を咲かせたこの回。木村が敬愛していた先輩・岡本健一(男闘呼組)とのエピソードになると、<これは多分放送しない方がいいと思うけど>と言いながら、先輩からのいじめ被害を告白し始めた。
ある日、<超有名グループのセンターの人>がJr.の後輩たちを集め、<おいっ! 服やるよ!>と、お下がりの洋服をいっせいに配ってくれたことがあったという。
ひとりひとり名前を呼んで服をプレゼントしていく先輩だが、いつまで経っても木村の名前は出てこなかった。そこに岡本が助け舟を出したそうだ。
<次あたり俺の名前かなって思って待っていたら、『あれっ?』っていう感じで。自分以外全員呼ばれて、『なにこの仕打ち……』って思ってたら、男闘呼組の岡本くんとかが、それを聞いていたのか感じたのかよく分からないけど、『おい木村、メシ行くぞ』って言ってくれて>
スタジオではTOKIOの面々が、岡本の男気を絶賛していた。
しかし実はこのエピソードは木村の鉄板ネタ。2019年に岡本が木村の冠ラジオ番組『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(TOKYO FM)に出演した際も、木村が岡本を慕うようになったきっかけとして同じエピソードを話している。
岡本はその時のことをまったく覚えていない様子だったが、木村の記憶は鮮明だった。“とある先輩”はSMAPメンバーにお下がりの洋服をくれると言いつつ、<中居、森、稲垣、香取、草彅、来いよ!>と木村以外のメンバーだけを呼んだという。
洋服の一件があった後、岡本は木村を原宿にあった「オーゴッド」という「お店に入ってすぐのところにプールのある、オシャレな半地下のカフェバー」に連れて行ってくれ、木村はそこで唐揚げが上に乗っているピラフをごちそうしてもらったそうだ。
木村はこの思い出を、<その時に、『あぁ、この人はこういうふうにしてくださる人なんだ』っていう感覚になりました>と振り返っている。30年近く前の出来事だが、ここまで具体的に覚えているということは、木村の人生にとってそれだけ重要な事件だったということだろう。
一方でネットでは、お下がりの服を木村にだけあげないという仕打ちをした先輩は誰か、ということも話題に。岡本とのラジオ番組では<とある先輩>とぼかしたかたちで言っていたが、今回の『TOKIOカケル』では<超有名グループのセンターの人>と、ほぼ特定できる言い方をしていた。
木村をはじめ後にSMAPとなるメンバーは、かつて光GENJIのバックダンサーを務めていた時期があるが、木村にはその中心メンバーだった諸星和己との不仲説がある。
その遺恨は現在でも解消されていないのか、2016年にSMAP解散騒動が勃発した際、芸能記者から騒動へのコメントを求められた諸星は<さっき聞いたばかりなので全然知らなくて。誰かが辞めたとか辞めないとかっていう。全員オートレース行っちゃったんだ、みたいな。どこ行ったのあいつらは><もし辞めたら僕にいつでも声をかけてくれたらメンバーに入るから大丈夫>と、挑発的なジョークを飛ばしていた。
木村が個人名を隠す気もなく過去のイジメをメディアで明かし始めたのは、こういった挑発への反発もあるのだろうか。
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