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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 中村倫也の“本気キス”に全女子が湧く

中村倫也の“本気キス”に全女子が湧いた『恋あた』…出し惜しみのない恋人シーンで甘く完結

この恋あたためますか』公式サイトより

 恋の四角関係に、ついに決着がついた。10月22日に『この恋あたためますか』(TBS系)の最終話となる第10話が放送され、世帯平均視聴率は11.3%(関東地区、ビデオリサーチ社調べ)と有終の美を飾った。

 ついに樹木(森七菜)への恋心に気づいた浅羽(中村倫也)が、デート中の樹木と新谷(仲野太賀)のもとに駆けつけ、涙ながらに告白を果たした第9話のラストシーン。返事に窮した樹木は、新谷と浅羽のどちらにも返事をできないまま、帰ってきてしまった。ぎくしゃくした樹木の様子を、ルームシェアをする友人のスー(古川琴音)や上司の三田村(佐藤貴史)は心配する。

 コンビニのアルバイトを辞めて本社に戻ることになった浅羽のお別れ会をしようと、スーは家にココエブリィ上目黒店のメンバーを招く。突然、家に浅羽がやってきたことに樹木は驚いて困惑するが「会社、戻ってきてくれてありがとう」ということだけはなんとか伝える。

 気持ちを決めた樹木は、新谷に話があると言って呼び出した。しかし新谷のことも大切に思っている樹木は、いざとなるとなかなか切り出せない。それを察した新谷は、もともと樹木の気持ちは浅羽にあったんだろうと話を促す。背中を押された樹木は、新谷の告白を正式に断るのだった。

 会社に復帰した浅羽は、スイーツ課で樹木が企画したクリスマスケーキの存在を知る。それは「クリスマスが嫌いな人もハッピーになれるケーキ」という、樹木が浅羽を思ってつくったものだった。お互いに思いを固めた二人は、ついに結ばれてキスをした。

 移動販売車事業の部長として働きはじめた浅羽は、再び忙しさを極めた生活を送るようになる。その合間に樹木とのデートも楽しみ、二人は幸せを噛み締めていた。部屋に大きなクリスマスツリーを飾りつけたあと、浅羽は25日にレストランを予約したと話す。夕方に海外出張から戻ったら迎えに行くという浅羽に、クリスマス・イブから一緒に過ごせると思っていた樹木は拍子抜けして寂しささえ感じてしまう。

 そして迎えたクリスマス・イブ。新谷は実家の洋菓子店を手伝い、北川(石橋静河)にもホームパーティーの予定があるという。この日のために、浅羽へのケーキを用意していた樹木は寂しさを紛らわそうと上目黒店に遊びに行くが、スーたちは忙しく働いており相手にされることはない。しょうがなく、窓際のイートイン席で暇をつぶす。すると目の前に現れたのは、サプライズで早く帰国した浅羽の姿だった。

 再び付き合うことになった一岡(市川実日子)と神子(山本耕史)、恋人にはなれなかったけれど樹木にとって自分が特別だったと知ることができた新谷。漫画家を目指していたスーのもとには作品が入賞した知らせが届き、それぞれに幸せなクリスマスを迎えた『恋あた』の最終回。

 最終話冒頭で恋人同士になった浅羽と樹木だったが、浅羽に関しては「前回までのクールな浅羽はどこへ行った?」と思うほど、甘々な浅羽を見ることができた。SNS上では「姫抱っこ、上からシャッチョ、キスシーンじゃなくても色気がダダ漏れ」「恋愛は下手なのにキスは死ぬほどうまい浅羽社長おそるべし」「もう食べようとする気満々です」など、中村倫也が本気を出した甘いシチュエーションの数々にやられる視聴者が多かった。そして、第1話から応援するファンの多かった新谷には「まこっちゃん。いい男だよ。大好きだよ。幸せになってね」「一途なまこっちゃんが1番かっこいい!」など、幸せを望む声が上がった。

 中村倫也の萌えシチュエーション、そして数々の名脇役に恵まれていた火曜ドラマ『この恋あたためますか』。登場人物それぞれが、次へ一歩踏み出せる前向きな最終回となった。

■番組情報
火曜ドラマ『この恋あたためますか』
TBS系/毎週火曜日22時~
出演:森七菜、中村倫也、仲野太賀、石橋静河、佐野ひなこ、利重剛、市川実日子、山本耕史 ほか
脚本:神森万里江、青塚美穂
演出:岡本伸吾、坪井敏雄、大内舞子
プロデュース:中井芳彦、黎 景怡
音楽:木村秀彬
主題歌:SEKAI NO OWARI 「silent」
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/koiata_tbs/

早乙女りこ(ライター)

東京生まれ神奈川育ちのフリーライター。映画・ドラマはジャンル問わず幅広く鑑賞しており、物語の展開を予想したり、役者の演技を複数作品で見比べたりすることが趣味。

さおとめりこ

最終更新:2020/12/23 19:54
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