ティモンディが阪神秋山と自主トレを公開の裏事情…ネタ切れスポーツ紙が泣きついた?
#プロ野球 #ティモンディ
「やればできるっ!」でお馴染みの芸人の隣に今年、2ケタ勝利を記録した阪神タイガースの選手が一緒に自主トレを公開。だが、これにはいろいろと事情がありそうで…。
愛媛・済美高野球部出身の人気お笑いコンビ・ティモンディが19日、東京都内でタイガース・秋山拓巳選手の自主トレ風景を公開。同郷の西条高出身の秋山とは高校時代、甲子園大会出場をかけて戦った間柄。ティモンディが公式Youtubeチャンネルで秋山の話題を出したことがきっかけで自主トレが実現したようだ。
それにしても、例年この手の自主トレーニング公開は新年が明けた1月に行われることが大多数。長年、プロ野球取材を続けるスポーツ紙運動デスクも「この時期にこういった報道を見るのはあまり記憶にない」と話す。
「各チームのホーム球場や練習場で自主トレ後に取材対応している様子は報道されているが、そこを離れて自主トレに励む姿を見せているのは阪神だけです。先日も、糸原健斗選手が広島市内のトレーニングジムで汗を流す姿が報じられています」(同)
場所は違えど、わざわざ例年より「繰り上げ公開」するのはなぜなのだろうか。事情を知るプロ野球OBはこう語る。
「矢野燿大監督、選手は番組出演などもこなしていますが、それだけではネタが紙面を埋まらず在阪メディアが球団側に泣きついたという経緯があるようです。オフになっても関西では1、2、3面は可能な限り阪神タイガースの話題で埋めたい。そうしなければ、紙面が売れないといまだに信じ切っています。ただ、いずれも現場での取材は球団広報、あるいはメディアの中で代表者を決めて取材しており、配信された内容以外を報じることはご法度。それでも文句を言うメディアは皆無です」。
繰り上げ公開は球団にとって融通が利かせる中で、メディアをこれまで以上にコントロールしていることが透けて見える。
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