りゅうちぇる、重盛さと美、鈴木奈々…テレビからおバカタレントが消えた理由とは?
#鈴木奈々 #重盛さと美 #りゅうちぇる
コロナ禍でバラエティ番組も様変わり。その中で各局が柱にしているのが、クイズ番組である。
制作費が安く、ロケの必要もなく、リモート出演も可能。クイズ本や海外へ売りやすいというメリットもあるようだ。
『東大王』(TBS系)から生まれた伊沢託司、鈴木光は、もはや超人気タレント扱い。また、カズレーザーなどインテリタレントを各局が奪い合い、アイドルで界でもSnow Man・阿部亮平など高学歴ジャニーズが「クイズ部」を結成し、クイズ番組への出演を狙い撃ちしている。
一方、クイズ番組が乱立する流れから除外されているのが、かつてバラエティのど真ん中にいたおバカタレントたち。その理由をテレビ関係者が明かす。
「当時は、常識が欠如していても、突拍子もない言動で笑いを誘うというのが需要の根底にありましたが、今の時代、クイズ番組での奇をてらったような解答は視聴者に不快感を与えるとのデータがあります。また、その解答をイジったとしても、知識のない人をバカにしているように見えたりするため、視聴者からのクレームが来ることもある。朝日奈央が引っ張りだことなっているのは、“おバカ”とはまた違う、面白い解答ができるからです」
テレビから消えたおバカタレントを探してみると――。
「りゅうちぇるは完全に需要がなくなっていますね。本人は自身のYouTubeチャンネルで、バラエティへの露出が減っている理由について、『あんまり目がキラキラしたバラエティタレントと出会えなかった。MCさんとか見ててもさ』と、まるで周囲のタレントのせいと言わんばかり。自分から出演を控えると言っても、これでは負け惜しみにしか聞こえませんでしたね」(芸能記者)
重盛さと美や鈴木奈々もジリ貧組だ。
「重盛は32歳となり、もはや『常識がない』が通用しない年齢となってしまった。コロナ禍においてYouTubeに『重盛さと美feat.友達 TOKYO DRIFT FREESTYLE』をアップし、200万回以上再生と盛り上がりましたが、あれもおバカ売りの呪縛からは逃れられていなかった。また、鈴木のようなうるさいキャラも、飛沫を飛ばすためコロナ禍では敬遠される。逆に、平成のギャルタレントがおバカキャラ一直線だったのに対し、みちょぱはおバカキャラでは売ろうとしていないのが逆に、成功しています」(前出・テレビ関係者)
今年、テレビで見ない日はなかったフワちゃんは、その出で立ちから一見、おバカタレントに見えるものの、出身高校は偏差値71の進学校。東洋大卒で英語と中国が話せるインテリでもある。
やはり、タレントやアイドルにも「学」が求められる時代のようだ。
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