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『鬼滅』大成功でテレビ局の “アニメシフト”加速? ゴールデン帯にアニメが戻ってくるか

『鬼滅』大成功でテレビ局の アニメシフト加速? ゴールデン帯にアニメが戻ってくるかの画像1
鬼滅の刃』ウェブサイトより

 カンテレ(関西テレビ)が10月23日から金曜午後7時から1時間枠で毎週放送していた人気アニメ『鬼滅の刃』の11日放送分の世帯平均視聴率が8週間連続で2ケタをマーク。完全にブームに乗った結果だが、テレビ局内では早くも来年から“アニメシフト”が加速する可能性がある。

 カンテレは全26話のうち、第6話から毎週2話ずつを放送。第21話まで放送を終えており、20日にフジテレビ系全国ネットで放送される『鬼滅の刃 柱合会議・蝶屋敷編』につなぐ形となった。

 在阪テレビ局関係者は「動画配信サービスなどでも全話見られる状況ですが、それでも視聴率が2ケタ取っているのは正直、悔しいですね」と口にする。

 今回の結果は、関西エリア以外の地上波テレビ局でも「ゴールデンタイムにアニメが放送されるのは昨今、かなり珍しい。かなり注目されていた」(同)ようで、今回の結果は「だいたんな編成になりましたが結果、合格点ですね。テレビ局は今、来期の予算組をしている中ですが、営業売り上げが激減しており大幅な予算削減はまぬがれない。このままでは、自分たちで番組が作れなくなります。子供が減っているため、アニメの視聴率も振るっていませんでしたが今回、良質なものであれば数字が取れることが証明された。となれば、再びゴールデンタイムにアニメを戻すのはありだと思う」と話す。

 テレビ局がコロナ禍で今後、固定ファンがいるのが強みの“アニメシフト”へ加速していくか注目だ。

最終更新:2020/12/20 22:00
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