嵐は冠番組の最終回で中居が『スマスマ』で魅せた“伝説シーン”を越えられるか⁉

“伝説の最終回”となるのか？

　12月も後半に差し掛かるなか、コロナ禍もあってか、今のところさしたる盛り上がりもなく、嵐の活動休止までのカウントダウンが淡々と進んでいる。

「大みそかに放送されるNHK紅白歌合戦では、嵐が『カイト』を熱唱することが決定。しかし、サビ部分の歌唱動画を一般募集し、選ばれた動画が本番で使用されるということで、ファンからは『嵐を目に焼き付けたいのに余計なことをするな！』とブーイングが飛び交っています」（芸能記者）

　一方、各局の冠番組は2019年に活動休止が発表されて以来、最終回をどう盛り上げるか1年がかりで準備を進めてきた。『VS嵐』（フジテレビ系）は12月24日に、『嵐にしやがれ』（日本テレビ系）は26日に、共に4時間スペシャルが放送される予定だ。

　テレビ関係者は「『SMAP×SMAP』（フジテレビ系）の最終回にどこまで迫れるかというのが見モノ」と言って、こう続ける。

「16年に解散したSMAPのレギュラー番組『SMAP×SMAP』はその年の12月末で終了。最終回は3部制に分かれて、最後の第３部で平均視聴率23.1％という数字を弾き出しましたあの時のSMAPは紅白歌合戦には出場せず、5人揃うのが最後だったこともあって、大きな注目を集めました。嵐は番組終了後の31日に配信ライブや紅白出場も残っているなど条件は違いますし、テレビの視聴率も取りにくくなっている。単純に数字だけで両者を比較はできませんが、どれだけ視聴者の印象に残る場面があるのか注目ですね」

『SMAP×SMAP』ではラストに5人が代表曲である『世界で一つだけの花』を歌い、中居正広が最後のフレーズで5本の指を一つずつ折り、その握った手を大きく開き、力強く振ったシーンはいまでも語り継がれている。

　嵐はSMAPを越えるラストを見せてくれるのか。