ニューヨークのYouTubeが「芸人事情」に焦点当てて注目度上昇中 テレビマンもここで芸人を発掘?
#吉本興業 #M-1 #YouTube #ニューヨーク #ザ・エレクトリカルパレーズ #ぱろぱろ
芸人がYouTubeチャンネルを開設するのが当たり前となった今の時代。ネタ動画やさまざまな企画動画をアップすることが多いが、そんな中で「芸人事情」にスポットを当てた動画を多数公開し、注目されているのがお笑いコンビ・ニューヨークのYouTubeチャンネルだ。
吉本の養成所NSC内で発生した“エレパレ”と称されるグループの実態に迫るドキュメンタリー映画『ザ・エレクトリカルパレーズ』も話題となっているニューヨークのYouTube。ほかにアップされている動画も、ニューヨークの周囲の芸人に関するものが多い。
例えば、12月15日に公開された『漂流芸人2020~僕の相方が失踪して‥。ぱろぱろ解散の真相~』という動画は、「ぱろぱろ」というコンビを解散したばかりの芸人・大久保健が登場。相方が金銭トラブルなどをへて失踪したエピソードを赤裸々に告白し、生々しい若手芸人事情が垣間見られる。
また、『日本一詳しい芸人名鑑』シリーズでは、毎回1組の芸人を詳しく紹介。ゆかりのある芸人がゲスト出演することも多く、芸人仲間しか知らない情報も数多く発信される。
ほかにも、『吉本やめた天才芸人ランキング!』、『吉本芸人の喧嘩最強ランキング決めてみた』などという形で、ニューヨークが周囲の芸人を独自の視点でランキングする企画でも、知られざるエピソードが次々と飛び出してくる。
「今、もっとも詳しく東京吉本の若手芸人を知ることができる場が、ニューヨークのYouTubeですね。芸人をゲストに呼んで30分間トークする動画もあるんですが、そこでは結成から現在に至るまで、事細かに話を聞いていく。相手がニューヨークだということもあるのか、芸人たちもどんどん深い話をして、お笑い雑誌のロングインタビュー以上の濃密さなんですよ。しかも、大阪の芸人や、吉本以外の芸人の話題もあって、カバーする範囲も広い。お笑いファンであれば、絶対に見るべきチャンネルです」(メディア関係者)
お笑い第7世代の台頭や、賞レースの盛り上がりもあり、お笑いブームが到来している中、テレビ局関係者もニューヨークのYouTubeに注目している。
「才能豊かな知られざる若手芸人を発掘する場として、ニューヨークのYouTubeを観ているテレビマンも多いようですね。“エレパレ”もテレビ局関係者に広まっていますし、今後はニューヨークのYouTubeチャンネルでハネた芸人が、どんどんいろんなメディアに起用されるようになるのではないでしょうか」(同)
2021年のお笑い界では、ニューヨークが若手芸人の流れを作っていくことになるかもしれない。
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