木村拓哉を全力で持ち上げるフジテレビ 狙いはやっぱり『HERO』続編か
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1月3日4日の2夜連続で放送されるスペシャルドラマ『教場Ⅱ』に出演する木村拓哉。番組宣伝も兼ねて、16日『ホンマでっか!?TV』『突然ですが占ってもいいですか?』の2番組に立て続けにゲスト出演したが、今後も『TOKIOカケル』『Mr.サンデーSP 実録・ドラマ「教場」警察学校の真実』など、多くの番組出演が控えており、フジテレビは木村拓哉フィーバーの様相を呈している。
「正直、どれもこれも木村への接待ムードがムンムンで、内容はあんまり面白くないんですよね(苦笑)。木村ほどの大御所になると致し方ないんですが……。しかし、スタッフサイドの気の使い方も尋常じゃない。プロデューサー陣もゴマスリ全開で対応している様子。それもそのはず。木村はいま絶不調のフジにとって最後の頼みの綱ですから。狙いはズバリ、木村の連ドラ復帰です」(テレビ局関係者)
木村は2014年の『HERO』第2シリーズを最後に、フジのドラマへの出演はパタリとなくなり、TBSとテレビ朝日の連ドラ出演にシフトしていた。今年1月に放送された『教場』は実に5年半ぶりのフジドラマへの出演だったのだ。
「近年のフジの視聴率低迷っぷりに、木村サイドが難色を示して連ドラは断っていたのだとか。しかし『教場』は視聴率15%をこえる大成功をおさめた。フジはすぐにパート2を打診しました。とにかくフジとしては、木村の連ドラ復帰を待ち望んでいるし、あわよくば大人気シリーズの『HERO』続編をやりたいと考えているようです。『HERO』だったら間違いなく視聴率が取れますからね。そのため、フジは木村とジャニーズへの接待に余念がない」(同)
業界内では続編オファーを断ることでも知られていた木村だが、ここにきてジャニーズサイドの方針も変わってきているという。
「木村が続編オファーに応じたのは『HERO』だけで、あとの作品はことごとく断ってきたんです。しかし、SMAP解散以降はそれも変わってきた。やっぱり解散騒動によって木村のイメージが落ちたことが大きいようです。ようはなりふりかまっていられなくなったってことでしょう。『BG』や『教場』、さらに『マスカレード・ホテル』の続編が立て続けに決まったことが象徴的です」(大手事務所関係者)
フジも木村も“過去の栄光”にすがりたい思惑は合致している様子。ファン待望の『HERO』続編制作にも現実味が帯びてきているのかもしれない。
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