新庄剛志、プロ野球復帰失敗でも結果オーライ! ウハウハの理由は“ビジネス力”にあり
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プロ野球復帰を目指し、7日に行われたトライアウトを受けた新庄剛志。しかし14年ぶりの球界復帰は叶わなかった。
新庄は1989年にドラフト5位で阪神に入団し、2001年にメジャーに移籍。04年に帰国して日本ハムに入団し、06年に日本一を達成して引退した。引退後はモトクロス挑戦、ビジネス展開、海外移住など、さまざまな分野に挑戦してきたが、昨年11月に突如、現役復帰を発表。トライアウトは3打数1安打で、タイムリーヒットも打ったが、どの球団からも声はかからず、インスタグラムで「身の程を知りました」「いくつになっても挑戦した自分に悔いはなし」と、復帰断念を発表した。
「スポーツ紙の報道を見ると、いかにも惜しかったように見えますが、それは“全然ダメ”と書いたら話題にならないからですよ(苦笑)。12月はスポーツ紙やスポーツニュースがネタ枯れする時期で、ネタになるのは契約交渉かFAの移籍話ぐらい。新庄のトライアウト挑戦は、まさに“渡りに船”なので、各紙横並びで精一杯持ち上げたんです。
トライアウトを見ると、スイングスピードは素人目にも遅く、あれでは芯に当たっても外野の定位置をこえるかどうかは怪しそうです。タイムリーヒットは、ストレートを待っている時にチェンジアップが来て、たまたまタイミングが合ったもの。ストレートはすべて振り遅れており、恐らく現役時代の感覚とスイングスピードの誤差が修正できないのでしょう。
また、守備でサードを守ったのも彼なりの計算があったはずです。プロ野球史上屈指の強肩を誇る新庄ですが、外野を守れば肩の衰えは必ずバレてしまう。その点、サードならまだごまかしがききますから」(フリーの野球記者)
ただ、48才の男が体を見事にシェイプし、形はどうであれ、きっちりとタイムリーヒットを打ったのは立派だ。ひとつの挑戦が終わり、今後の新庄はいったいどこに向かうのか?
「新庄は“純粋に夢を追う”といったていで、トレーニングに勤しんでいましたが、結果はどちらでも良かったはずです。もちろん合格すれば万々歳で、来季の話題を一身に集めるのは必至でしたが、もし不合格でも、年齢に抗って挑戦する姿を見せたことで、好感度はMAXに上がりましたし、野球ファンではない層や、現役時代の彼を知らない層にまで名前を知らしめました。今後、CM出演や講演依頼などがバンバンくるでしょうから、未来はバラ色です。
トレーニングにはTBSがべったり密着していまいたし、フジテレビのバラエティ番組でもトレーニングの様子は放送されました。年末年始に、改めて新庄の挑戦と今後を取り上げる特番を予定している局もあるようで、要するに挑戦自体がひとつのビジネスだったということです」(週刊誌のスポーツ担当記者)
抜群の身体能力で知られた新庄だが、そろばん勘定の腕はそれ以上だったようだ。
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