ジョイマンには浜辺美波がついている。未来に種をまく『有吉の壁』
#テレビ日記 #浜辺美波 #鬼滅の刃 #有吉の壁 #ジョイマン
テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(12月06~12日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。
浜辺美波「ジョイマンさん見て育った記憶がある」
好きな女優ランキング、女性が選ぶなりたい顔ランキング、Z世代が選ぶ2020年上半期トレンドランキング――。今年のさまざまなランキングもので必ずといっていいほど上位に食い込んでいたのが、女優の浜辺美波だ。そんな彼女が10日の『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ系)にゲスト出演。ジョイマンのネタのVTRを見た後に感想を聞かれ、こう答えた。
「私が小さいころ、ちょうどジョイマンさんがすごく出られてた時期で。ジョイマンさんを見て育った記憶があるんです」
対して、7日の『わらたまドッカ~ン』(NHK Eテレ)。2組の芸人が小学生の前でネタをしてどちらが面白かったかを決める子ども向け番組にも、ジョイマンが出演していた。披露されたネタは、給食中の子どものところに例のラッパー(?)が現れるというもの。しかし、ジョイマンは対戦相手のわらふぢなるおの前に敗れてしまった。
敗者のジョイマンに、子どもたちから審査コメントが飛ぶ。
「給食食べてるときに出てきたら怖い」
「『7の次8~』って言ってるとこがちょっと微妙でした」
「話すことを2~3個に絞って笑いを広げていったほうがいいと思います」
辛辣。日常に変な人が登場する。「7の次8~」など微妙なことを言う。それもいくつも言う。そんなネタで戦ってきたジョイマンのこれまでを全否定するかのようである。彼らのネタの本質を的確に突いているとも言える。
だがしかし、大丈夫。ジョイマンには浜辺美波がいる。彼女の一部はすでにジョイマンでできており、その事実はこれからも変わらないのだ。そしてワタリ119も安心していい。十数年後には「ワタリさんを見て育った記憶があるんです」という今をときめく女優が出てくる。『有吉の壁』(日本テレビ系)は種をまいている。
森川葵「(パチンコも)たぶんうまいと思います」
『それって!?実際どうなの課』(日本テレビ系)で注目を浴びている女優の森川葵。けん玉、ゴム銃、ビリヤード、などなど。彼女は数々のスゴ技を次々とクリアし、その道の達人と視聴者を驚かせてきた。そんなセンス溢れる森川が9日の『チマタの噺』(テレビ東京系)に出演していた。
もともと「スポーツが嫌いだと思いこんでいた」という彼女。少しはできるけど、そこまで極めるのは「まぁいっか」と自分のセンスをあまり自覚してこなかったという。『実際どうなの課』のオーディションも、単に「アシスタントの女の子」を探すためのもので、事務所には「バラエティやる必要ないんじゃない?」という人もいたらしい。
なるほど、何が注目のきっかけになるかわからない。少し前に渡辺謙が「自分がこうなりたいとか自分がこうしたいっていうよりも、人が『あいつをこうしてやりたい』っていうほうがよっぽど面白いことがいっぱいあった」と語っていたけれど(『マツコ&有吉 かりそめ天国』テレビ朝日系、2020年12月4日)、多くの人の目が注がれる芸能人は特にそうなのかもしれない。
さて、現在は映画『賭ケグルイ』の撮影中だという森川。ギャンブルをテーマにした同作で女子高生役を務める彼女だが、実際にはギャンブルをしたことがないという。そんな森川に、笑福亭鶴瓶が「パチンコうまいやろなぁ」とひと言。森川は答える。
「(パチンコも)たぶんうまいと思います」「センスありそう」
確かに、どんな技でも持ち前のセンスと集中力でコツをつかみモノにしてしまう彼女はパチンコもなんだかうまそう。番組で「森川葵の目指せパチプロへの道」とか始まらないだろうか。コーチ役は岡野陽一で。そのセンスでドル箱を積み上げてほしい。そんな森川に、岡野がお金を借りてほしい。渡辺謙も「自分がこうなりたいとか自分がこうしたいっていうよりも……」と言っている。さらなる飛躍には何がきっかけになるかわからない。
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