TBSが“女優版NiziU”を作る! オーディション番組増加の裏にテレビ局の卑しい思惑
#テレビ #TBS #秋元康 #田辺エージェンシー #オーディション
TBSが女優オーディション企画「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日』」を発足することを発表した。大手芸能事務所・田辺エージェンシーと秋元康がタッグを組み、新たなスターを発掘するというこの企画。TBSのドラマスタッフのバックアップのもと、メンバー選出・審査、さらには女優デビューまでをサポートし、その模様に密着する番組を制作するという。
昨今は、韓国のオーディション番組や、NiziUが誕生した『Nizi Project』など、オーディション番組が人気となっている。
「素人がスターに育っていく過程を見せるタイプの企画が増えています。日本テレビの『幸せ!ボンビーガール』では、女優になるために上京した川口葵に密着した企画が好評で、その貧乏生活ではなく、芸能活動にスポットを当てていました。オーディオションとは違いますが、芸能界で素人が成長していく様子を追うという点では、とても似ています。こういう企画をやるとSNSでの反応も大きくて、制作スタッフも手応えを感じているのでしょう」(テレビ局関係者)
オーディション番組は、視聴者からの反応が大きいということだけでなく、制作サイドには様々なメリットがあるという。
「まず、出演者が基本的に素人なので、高額のギャラがかからない。予算が少ない最近のテレビ界においては、とても大きなメリットです。さらに、オーディションなので、特別なことをする必要がない。レッスンをするにしても基礎的なものが多く、ただただレッスン場で普通にレッスンしているだけでもほとんど成立する。決められたことをやって、それを密着するだけで視聴者が喜ぶので、作るのがラクなんです。
バラエティ番組の場合、最も重要なのが“企画会議”なんですが、オーディション番組であれば特に斬新な企画も必要ないので、いわば“誰でも作れる番組”。オーディション企画にいろいろなテレビ局が食いつくのは、手抜きをしたいからという側面もあると思います」(同)
しかし、オーディオション番組では大変な部分も少なくない。
「単純に密着する時間が長いというのは一番大変なこと。レッスンや審査の場はすべて収録しておかなければならないし、候補生の日常も追う必要がある。とにかく素材が多くて編集するのが大変です。特にセンスのあるアイディアなどは必要ないけど、とにかく長くカメラを回さなければならない。“力技”な部分もあります」(同)
オーディション番組の後には、さらにオイシイことが待っている。
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