木村文乃『七人の秘書』のヒットにテレ朝が大喜びしたワケ…『相棒』『科捜研』とは違い若者にもウケた!?
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12月10日、木村文乃主演のドラマ『七人の秘書』(テレビ朝日系)の最終回が放送され、世帯平均視聴率が自己最高の16.7%を記録。個人視聴率も9.1%と高かった。
同ドラマは、組織のトップに仕える“最強秘書軍団”が陰で要人たちを操り、人助けに奮闘する姿を描く痛快ストーリー。脚本を『ドクターX』シリーズと同じ中園ミホ氏が担当し、紹介からオール2桁で、全話平均視聴率14.5%と今期のナンバーワンドラマとなった。
テレビ朝日といえば、『相棒』や『科捜研の女』をはじめとして高視聴率ドラマを抱えているが、『七人の秘書』のヒットはこれまでのテレ朝ドラマとは大きく異なる点があったという。
「刑事ドラマが多い印象のあるテレ朝ですが、視聴者は50代以上がメイン。しかし、3月に個人視聴率が導入されたことで、実際に観た人の数や性別、年齢まで把握できるようになり、スポンサーは商品購買力を持つ13歳~49歳の『コア視聴率』を重視するようになった。そのため、スポンサーウケがすこぶる悪かったんです。日本テレビの『火曜サプライズ』が高視聴率なのに打ち切りになったのも、それが原因。その点、『七人の秘書』はコア視聴率も高かったことが判明。テレ朝関係者は『ようやくスポンサーがつきやすいドラマができた』と大喜びだったようです」(テレビ関係者)
すでに、テレ朝内では『七人の秘書』をポスト『ドクターX』にするべく動きだしているという。
「来年10月期に続編シリーズを放送することが内定したようです。さらに、映画化の話も進められています。『ドクターX』は主演の米倉涼子が所属事務所を独立し、来年はNetflixの大型ドラマ『新聞記者』の配信を控えていて、しばらくは放送ができない見通し。それだけに、テレ朝は『七人の秘書』を新たな看板にしようと、相当気合が入っています」(前出・テレビ関係者)
来年は、米倉に代わって木村が「新・失敗しない女」と呼ばれることになりそうだ。
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