ロンブー淳はすでに「芸人をやめた」!? さんまや有田とも違う超絶“まわし”テクニック
#明石家さんま #田村淳 #ロンドンブーツ1号2号 #有田哲平 #お笑い芸人
先日、何気なくつけていたテレビからとても気になるフレーズが耳に飛び込んできた。
画面に映っていたのは『アナザースカイⅡ』(日本テレビ)。毎回ゲストを招き、「海外にある第二の故郷」や「憧れの地」といったテーマに沿って、その人の人生を掘り下げていくという番組である。
2020年10月23日に放送された回で、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが、近い将来移住しようと決めている福岡県の那珂川市を訪れ、住人達と触れ合いながら、田舎の素晴らしさや何故移住しようと決めたのかを語っていた。
ちなみにこの那珂川市は、福岡の都会から電車で約10分の距離にあるにも関わらず自然溢れた土地らしい。今やテレワークが進み、物価の安い地方に住んで遠隔で働くことを進める企業もある。そういった意味でもただ大自然に生活基盤を移すのではなく、都会との繋がりを持つ辺りが、時代や流行りにアンテナを張って、最先端でキャッチするイメージのある淳さんらしいと言ったところだろう。
近い将来、福岡に移住しようとしているのも驚きなのだが、さらに驚きなのはその番組の中でこう発言していた事だった。
「自分自身の事は、今は芸人と思っていない」
「俺の中では10年位前に芸人を辞めている」
数多くのレギュラー番組を持ち、第一線で活躍している芸人の発言とは思えないが、これが淳さんの本音であり、率直な自己分析なのだろう。
何故、淳さんがこのように考えたのか。それを“元芸人目線”で分析しようと思ったが、元芸人といえども同じ立場から解説すること自体がおこがましいと感じた。なので今回はあくまでも、僕の憶測を含む分析である事を許してほしい。
芸人には”ボケ”や”つっこみ”以外にも”リアクション”とか”MC”などさまざまな役割がある。
淳さんがこの10年で一番やってきた仕事はおそらく”MC”だろう。
MCと聞くと「司会進行役」「まとめ役」と思う人もいるかもしれないが、聞き上手や話し上手なレベルで出来る事ではない。
では何が違うのか? それは「まわし」が出来るかどうか。
「まわし」とは場の全体に目を向け、出演者に対して均等に話題を振ったり突っ込んだり、美味しい場面や笑いどころが生れるように仕向ける。MC”という役割において最も重要で必要なテクニックだ。
数ある芸人の中でも、きちんとまわしが出来るのはほんの一握りだ。
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